珠玉のクリマを携え嫁いだ今は無き名門ドメーヌの孫娘、アラン・ユドロ・ノエラ

【2003  Vosne Romanee 1er Cru Les Suchots – Alain Hudelot Noellat】

リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、ヴォーヌ・ロマネ1級マルコンソール、シュショ、そしてボーモン……。きらびやかなヴォーヌ・ロマネのクリマが揃う、ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラ。シャンボール・ミュジニーに生まれたアラン・ユドロが、妻のオディールとともにヴージョにドメーヌを構えたのが1964年
そのオディールがヴォーヌ・ロマネの大ドメーヌ、シャルル・ノエラの孫娘で1978年に祖父の所有畑の4分の1を受け継いだ。 冒頭に連ねた珠玉のクリマは、この時、旧ドメーヌ・シャルル・ノエラからもたらされたものである。(これ以外のシャルル・ノエラの他の畑のほとんどと、そのバックヴィンテージ、さらには醸造設備にいたるまで、 1988年にルロワに売却されています)したがって、このドメーヌの多くの畑は、ドメーヌ・ルロワの区画と隣接している。

今日、ドメーヌのワイン造りに携わるのは、孫のシャルル・ヴァン・カネット。アランとオディールの娘の子供で、1988年にランスで生まれた。2006年に祖父からドメーヌを継ぐよう懇願され、ボーヌの醸造学校に入学。2007年はジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌ・ジャン・ルイ・トラペで修業し、2008年にドメーヌ入りしている。

ブドウ栽培はリュット・レゾネだが、トラペでの影響もあり、シャルル自身はビオディナミに関心を寄せる。病気の多かった2007年に難しさを目の当たりにして決心を付けられずにいるものの、2011年は月のカレンダーに則って農作業を試みた。 醸造においては、祖父の時代は完全除梗だったが、2011年に一部、2012年には全クリマにおいて20%の全房醸造を行っている。発酵槽は内側をコーティングした鉄製タンク。10度の温度で8日間の低温マセレーションを行い、その後、最高温度を33度に調整してのアルコール発酵。圧搾にはバスケットプレスを用い、0.8バールという低い気圧でやさしく搾る。樽熟成期間は比較的短く平均14ヶ月。2011年は果実味を生かすため、11ヶ月と短めに切り上げた。新樽の比率は村名で20%、1級30〜50%、特級50〜60%だ。

2005年から働く醸造長、ヴァンサン・ミュニエのサポートがあるとはいえ、まだ5年そこそこのキャリアで自分なりのスタイルを構築しつつあるシャルル。 適度な抽出、ほどよく抑えられたオークフレーバー、そして何より口の中にじわっと広がる旨味が飲み手の心を強く引きつける。フランス本国での評価は非常に高く、とくに星付きレストランでは取り合いのドメーヌというのもじつに頷ける、いぶし銀のドメーヌである。

【ノエラ一族】
コート・ド・ニュイ辺りにノエラ姓は大勢います。
20世紀前半、シャルルとエルネストのノエラ兄弟がいました。

《 シャルル 》
シャルルには息子アンドレ

アンドレの娘オディール

オディールがアラン・ユドロと結婚

ドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラが誕生

1988年、ルロワがシャルル・ノエラを購入し無くなる。

《 エルネスト 》
エルネストには息子2人、ジョルジュとアンリ

ドメーヌ・ジョルジュ・ノエラは娘マリー・テレーズを経て
彼女の息子パトリスとフランソワ・シュルラン兄弟へと引き継がれています。

一方、アンリはマリー・テレーズ・ジャイエと結婚。
(マリー・テレーズ・ジャイエは、アンリ・ジャイエの叔父エドゥアールの娘)

アンリとマリー・テレーズ・ジャイエの息子ミシェルは、遠縁の従兄妹エレーヌ・ノエラと結婚。

ミシェルとエレーヌ・ノエラの2人子供たちがドメーヌ・ミシェル・ノエラを運営

【Vosne Romanee 1er Cru Les Suchots】
ユドロ・ノエラのスュショはフィロキセラの直後に植えた、ドメーヌで最も古い樹だという。ロマネ・サン・ヴィヴァンとエシェゾーに挟まれたこの1級畑からは、見事なまでに典雅で気品のあるワインが生み出される。

品種:ピノ・ノワール

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