独立系小規模ドメーヌが少ないピュリニー村の新星、マロスラヴァック・レジェ

【2007  Puligny Montrachet “Les Corvees des Vignes” – Maroslavac Leger】

ブルゴーニュ白ワインの産地、ピュリニー・モンラッシェ村。その限られた畑は、大手ネゴシアン、非居住貴族系所有者、そして古くからの名門家(ルフレーヴ家・シャヴィ家など)に多くを占められ、独立系小規模ドメーヌが所有する畑はごくわずかにとどまる。それゆえ、世界的な価格高騰の進む著名なピュリニー村にあって、“新星”の数は少ない。そんな中、絶好の畑を数多く所有しその大部分を長年ネゴシアンにバルクで卸していたという“新星”の候補がマロスラヴァック・レジェ家。すでに目ざといワイン商や著名レストランのソムリエがこのドメーヌに殺到し始めている。当主はクロアチア系のローラン・マルスラヴァック氏。栽培面積は計8ヘクタールで、シャルドネの畑が大半を占め、アリゴテとピノ・ノワールも若干栽培している。90年代に入るまでは、ワインのほとんどをネゴシアンに販売。現在も、最高の区画の最良のぶどうのみをドメーヌとして瓶詰め、完全予約制で確保しそれ以外のぶどうは、やはりネゴシアンに売却している。ドメーヌ・ステファン・マロスラヴァック・トレモーは、祖父の系列にあたる。近年、クラスマンに掲載されるなどして、フランス国内での評価が高まっている。フランス有数のグラン・メゾンではオンリストされ、その品質の高さとエレガンスが認められている。

【Puligny Montrachet “Les Corvees des Vignes”】
ムルソー側に隣接する区画ながら、ピュリニーらしさを表現する土壌。シュヴァリエ・モンラッシェがある斜面から斜めに同じ土壌が走る為。シャープな酸、キレのあるミネラル感に、ムルソーのふくよかさが偉大な村名ワインとなっている。“コルヴェ”とは領主(王様)に小作人が支払う年貢用の畑を意味するが、本来、最高の畑はコルヴェという名がついている事が多い

品種:シャルドネ

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