21歳でドメーヌを立ち上げた新進気鋭の醸造家、シルヴァン・ロワシェ

【2008  Cote de Nuits Villages Aux Montagnes – Sylvain Loichet】

現当主であるシルヴァン・ロワシェ氏が2005年、弱冠21歳の時に立ち上げた新進気鋭のドメーヌ。元々ロワシェ家はブルゴーニュに畑を所有していましたが、シルヴァン・ロワシェ氏の祖父・父親は石材業を営んでいたため、ブドウ畑を他の生産者へ貸していました。しかしワイン造りを天職として育ったシルヴァン・ロワシェ氏がそれらの畑を取戻し、自身でワイン造りをスタートさせました。

【栽培】
ドメーヌ・シルヴァン・ロワシェでは厳格にビオロジック農法を実践しています。除草剤はもちろん、化学的な薬品などで環境に対して悪影響を及ぼすものは使用しないことにより、土壌から自然に溢れた恩恵を得ることができます。ただし、有機農法は化学的な薬品を使わなければ良いというわけではありません。ブドウを病気や害虫から守るために行う丁寧かつきめ細かな作業が必要不可欠です。ブドウが育つ土壌に対する考察は毎年入念にされます。例えば除草作業の際、トラクターの重さで悪影響を及ばさないよう、重量制限を設けています。また自然素材の肥料(乾燥させた鳥などの糞)を活用し地中の微生物活動を活発化させることもします。そうした苦労の末活性化された土壌は通気性に優れ、バクテリアやミミズなどの微生物を多く含んだものとなり、その畑のテロワールを最大限に表現することが可能になります。ビオロジック農法はただそれだけで美味しいワインの証、という訳ではありませんが、これだけ手間をかけているワインという証である、ということは言えそうです。

ブドウの収穫は実の成熟具合から判断して決められます。アルコールや酸度のポテンシャルと同様に、香りの成熟も判断しますが、それは素晴らしいワインを造るに当たってとても大切なことでもあります。
ブドウは手摘みで収穫され、一つ一つ実の状態を確認しながら収穫されます。また、収穫後においても白ワインについてはブレスの前にセラーで再度ブドウの実をチェック。赤ワインは醸造行程に移される前に2度目のチェックをすることで素晴らしい状態の実のみを選別することが可能となります。

【醸造】
シャルドネ
収穫された果実は空気圧縮機で優しく圧搾され、第一搾汁のみを使用します。搾汁はその後定温管理で一晩置かれ、オーク樽に入れられます。醗酵はオーク樽で行われ、天然酵母を使用します。そして18ヵ月間ワインをしっかりと熟成させます。新樽はグラン・クリュの半数に使用され、プルミエ・クリュの3分の1に使用されます。熟成後は軽くフィルタリングされます。

ピノ・ノワール
収穫されたピノ・ノワールは円錐状の形をした大きな木製の容器に移された後、コールド・マセラシオンを一週間経て自然と醗酵が始まるのを待ちます。その後テイスティングによって随時品質を確認。オーク樽へと移されます。その後24か月もの期間熟成させ、白ワインと同じくグラン・クリュは半数、プルミエ・クリュは3分の1に新樽が使われます。その他は1年から4年落ちのオーク樽が使われ、清澄・フィルタリングは行われずに瓶詰されます。

【Cote de Nuits Villages Aux Montagnes】
醗酵:オーク樽
熟成:オーク樽 24カ月(仏アリエ産228L)
品種:ピノ・ノワール 100%

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