家訓「優れたワインはワイン自身が語るから、余言を必要としない。」、ラペ

【2010  Corton Charlemagne – Rapet】

ボーヌからペルナン・ヴェルジュレスに向け北に車を走らせると、道の斜度が徐々に急になっていく。勇敢なサイクリスト達を追い抜いて村に着くと、ボーヌ市内より数度気温が低いように感じる。この村のひっそりとした雰囲気はこの気温のせいか、奥まったところにある小高い丘のせいか、はたまたこの舌を噛みそうな名を冠する村の知名度のせいか。コート・ド・ボーヌ唯一の赤のグラン・クリュ、コルトンと「皇帝のワイン」コルトン・シャルルマーニュを有しながら、この村には奢りや飾り気が無い。
ドメーヌ・ラペの当主、ヴァンサンも飾らない、実直な人だ。旅人が訪れるとたどたどしい英語でゆっくりと説明する。昔から知っているがほとんど笑顔を見たことがない(あんまり注文しないからか?)し、自慢話も聞いたことがない。その代わりにパリのワインコンクールに入賞した際の賞状やワイン専門誌掲載の切抜きが所狭しと貼ってある。グラン・クリュをーhaも持つ人は普通コンクールなんか馬鹿にして出品しないのだけど、と思ったりもするのだが、そこがまた彼の真面目な人柄が表れていて、思わず微笑んでしまうのだ。グラン・クリュは彼の性格同様(若いうちは)「硬い」けど、プルミエ・クリュ以下はなめらかに楽しめる。特に白の1級畑「アン カラドゥ」は出色だ。

1792年からペルナン・ヴェルジュレス村でワイン造りを行っているドメーヌで、現在はローランとヴァンサン親子により運営され、息子のヴァンサンが栽培・醸造責任者を務めています。ペルナン ヴェルジュレス、サヴィニー・レ・ボーヌ、アロース・コルトン、ボーヌに約18haの畑を所有しています。農薬の使用は出来る限り抑えるリュット・レゾネを実践。収穫はすべて手摘みで行われています。

【醸造】
テロワールを尊重しながら、果実味を求めること」を醸造のモットーとしています。2003年には新しい醸造所を建設し、グラヴィティシステムを採用しています。白は約2時間かけてゆっくりとプレスし、ステンレスタンクでデブルバージュした後、樽(新樽比率30%)にて発酵、熟成を行います。赤は100%除梗し、ステンレスタンクで低温マセレーション、アルコール発酵を行います。その後樽(新樽比率20%)にて12~14ヶ月熟成させます。

【Corton Charlemagne】
9割がペルナン・ヴェルジュレスに位置する区画を所有。樹齢は数年から50年まであり、定期的に植え替えを行い、長い樹齢のものと短い樹齢のもの両方があることにより、力強さとフィネス両方兼ね備えたワインが出来上がります。

品種:シャルドネ

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