ブルイックラディ蒸溜所で造られるピーティなモルト、ポートシャーロット

【Port Charlotte The Peat Project】

ポートシャーロットは、アイラ島のブルイックラディ蒸溜所でつくられるピーティなシングルモルトウイスキーです。ポートシャーロットはブルイックラディの隣に位置する村の名前で、フェノール値約40ppmのヘビーピーテッド麦芽を使用し、2回蒸溜しています。(今までは「ブルイックラディ・ピート」などピーティなブルイックラディがリリースされていましたが、混乱を避ける為、今後ブルイックラディはノンピートとなります。)
熟成にはアメリカンオークの樽のみを使用し、色々な年数の原酒を巧みに組み合わせることで、単一ヴィンテージでは出せない“複雑さ”を表現しています。もちろん冷却ろ過、カラーリングをせず、46%でボトリングしています。

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ポートエレン、ブローラと並び、愛好家や評論家の評価が高い蒸留所、ローズバンク

【Rosebank】

典型的なローランドモルトとして最高の代表銘柄だったローズバンクは、グラスゴーとエジンバラのちょうど中間辺り、産業革命時代、物流輸送手段が運河だった頃に賑わいを見せたファルカークの町の北、フォース・クライド運河沿いにあった。かつて運河の岸にはバラが咲き誇っており、蒸留所の名前はそこに由来するものと思われる。もともとの創業年度は18世紀後半の1773年と言われており、住所であるキャメロン蒸留所を名乗っていた

現在の建物は、地元の穀物及びワイン・スピリッツ商のジェームズ・ランキンが1840年に建てたもので、ランキンは製麦棟を改造しローズバンク蒸留所の名前で新しくスタートさせた。1864年、キャンベルタウンやスペイサイドの有名蒸留所に負けないウィスキーを生産すべく、ランキンの息子によって立て直されたローズバンクの需要は急増。需要に生産が追いつかず、受注を裁ききれなくなった蒸留所は、顧客の受注を割り当てにする程の状態になった。しかし20世紀になると同時に訪れたウィスキー不況に飲み込まれ、同じローランドのグレンキンチー、クライスデール、St.マグデラン、グランジと共に、1914年に誕生したスコティッシュ・モルト・ディスティラーズを形成、ハイランドのウィスキー業者に対抗したが、この中で現在でも創業を続けているのはグレンキンチーのみである。

1988年に発売されたクラシックモルト・シリーズのローランドモルトとして、グレンキンチーとローズバンクのどちらを採用するかを協議した際、選ばれたのは観光客に喜ばれそうなロケーションの良いグレンキンチーだった。それから5年後の1993年、ローズバンクは当時の所有者であるUDによって閉鎖が決定された。ローランドモルト伝統の3回蒸留を行なっていたローズバンクのポットスティルは、初留、後留、再留の三基。仕込み水は水道水を利用していたが、キャロン渓谷の貯水池を水源とする軟水で、ウィスキー造りに適していた。

近年閉鎖された蒸留所の中で、ポートエレン、ブローラと並び、愛好家や評論家の評価が高い蒸留所のひとつ。蒸留所のスタイルとしては、名前にふさわしいアロマティック、カモミール、フローラルな香り。ややドライだがクリーミーでフル-ティーな味わいで長いフィニッシュ。


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大塚製薬が所有するカリフォルニアの名門ワイナリー、リッジ

【2010  Ridge – East Bench Zinfandel】

リッジ・ヴィンヤーズは、米国カリフォルニア州を代表する名門ワイナリーで、1986年に大塚製薬株式会社が取得した。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも轟いており、世界最高峰のワインを安定的に産み出す醸造所として、絶え間ない賞賛を浴び続けている。

ワイン造りのアプローチは、伝統的な手法を重視し、ブドウ栽培、ワイン醸造の両面において極力自然なプロセスを導いてやるというもの。不世出の天才醸造家にしてリッジの象徴でもある総帥ポール・ドレーパーは、40年以上にもわたって、極めてバランスに優れ、長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきた。リッジは、単一畑が持つ「その土地らしさ」の表現にも、創立以来一貫してこだわり続けており、ワインのほとんどに単一畑名が冠されている。

【歴史】
リッジ・ヴィンヤーズのはじまりは、1885年まで遡る。この年、医者のオセア・ペローネが、モンテベロ・リッジ(尾根)の頂上近くに180エーカーの土地を買ったのだ。ペローネは、サンフランシスコのイタリア人社会で大立者となった人物で、斜面を段々畑にしてブドウ樹を植えた。そして、周辺で採掘される石灰岩を用いて「モンテベロ・ワイナリー」を建て、その名を冠したワインを1892年に初めて生産している。セラーの建物は独特な設計で、山の斜面を掘って三階層にしていた。ここが今も、リッジの生産施設となっている。標高800メートルの高さにあるこの建物の周囲に広がるのが、「アッパー・ヴィンヤード」と呼ばれる畑である。

1940年代になると、神学者のウィリアム・ショートが、ペローネの畑のすぐ下にあったワイナリーとブドウ畑を購入する。畑は打ち捨てられた状態だったが、ショートは1940年代の後半に、いくつかの区画にカベルネ・ソーヴィニョンを植えなおした。そして1959年。今日「ミドル・ヴィンヤード」と呼ばれているショートのブドウ畑から、新しい所有者となったデイヴ・ベニオンと三人の共同経営者(全員がスタンフォード研究所の研究員)たちが、一樽の四分の三しかない「自社畑産カベルネ」を造る。このモンテベロ産カベルネは、同時代のカリフォルニアワインの中でもトップグループに入る出来映えだった。同じ畑から1960年、1961年に生産されたワインも、その優れた品質と際立った個性の両面で、1959年産に匹敵するものであった。自信を持った共同経営者たちは、1962年の収穫に間に合うよう、ワイナリーを再設立する。

最初のジンファンデルが生産されたのは、1964年のことである。山の斜面を下ったところにあった、19世紀末植樹の小さな畑のブドウが使われた。次にジンファンデルが造られたのは1966年で、ガイザーヴィルの初ヴィンテージである。創立共同経営者たちは、家族ぐるみでモンテベロの斜面を開墾し、畑の面積を15エーカーから45エーカーまで広げていく。ワイン造りは週末だけの仕事だったが、出来上がったワインはくっきりとした産地個性と、前例がないほどの強靭さを備えていた。1968年には年間生産量が3,000ケース弱にまで増え、そして1969年、ポール・ドレーパーが共同経営者として新たに参画する。スタンフォード大学で哲学を修めたドレーパーは、チリの海岸地域におけるワイナリー建設プロジェクトから離れ、カリフォルニアに戻ったところであった。彼は実践の中で学んだ醸造家であり、正規の醸造学教育は受けていない。だが、ドレーパーの持つ高級ワインに関する知識と伝統的な手法によって、リッジがカリフォルニアの地で先鞭をつけた、「人手を加えない」というシンプルなアプローチがさらに強められていく。ドレーパーの指揮のもと、老朽化していたペローネのワイナリー(前年に取得)が改装され、最高のブドウ畑が貸借または購入された。かくして品質が高いレベルで安定し、リッジのワインは国際的な名声を得るに至ったのである。生産量の大半を占めているのはカベルネとジンファンデルで、他に若干量のシラー、グルナッシュ、カリニャン、ペティト・シラーなどがある。赤ワインのワイナリーとして知られるリッジだが、1962年以来、限られた量のシャルドネも生産し続けている。

ソノマ郡にあるリットン・スプリングスの畑も、1991年にリッジの自社畑となった。20年にわたってそのブドウでワインを造ってきた経験から、卓越した土地だと確信したからである。ガイザーヴィルの畑でも、リッジは40年以上ワインを造っているが、こちらもまた適地適品種の驚くべき一例であろう。リッジは、禁酒法撤廃後の60年代前半、カリフォルニアのワイン造りが現代化した時代に設立されたワイナリーではあるものの、テクノロジーよりも自然と伝統に重きを置いている。我々のアプローチは正攻法である。すなわち、強い風味をたたえたブドウを探す必要なときしか人手を加えない果実の際立った個性と豊かさをワインへともたらす、といったものだ。

【2010  Ridge – East Bench Zinfandel】
リットン・スプリングスの自社畑に隣接する、単一区画のジンファンデルを100%使用したワイン。若木のブドウを原料としながらも、この品種の魅力と区画の個性をたっぷりと表現する優品。

品種:ジンファンデル 100%

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