ビオロジー栽培の実現のため父から独立したドメーヌ、クリストフ・ブヴィエ

【2014 Marsannay Blanc Clos du Roy – Christophe Bouvier】

マルサネのブヴィエ家より、新世代による3番目の「ドメーヌ・ブヴィエ」が誕生しております。
2012年1月に他界されたルネ・ブヴィエ翁の2人の息子のうち、次男のベルナールは「ドメーヌ・ルネ・ブヴィエ」を継承して現在も当主です長男のレジスは「ドメーヌ・レジス・ブヴィエ」の当主で、1977年に生まれたその一子をクリストフといいます
クリストフは1998年からお父さんの下で働いていましたが、彼が切願した実質ビオロジー栽培への転換の許可が得られず、また、年齢的にお父さんの引退もまだまだ先であることから、2010年、それまでに継承していた一部の畑をもとに独立を決意。カーヴは叔父のベルナールが貸してくれ、ここに、「ドメーヌ・クリストフ・ブヴィエ」が誕生しました。
「化学肥料、除草剤、殺虫剤は一切使用しませんので、毎年毎年、根が深く伸びていきます。最深部まで根が張り巡らされた時、どんな悪天候にも負けない、真のビオロジー栽培環境を確立できると信じています」。
原則として、除梗をしません。「茎まで完熟した房以外は使用しませんし、除梗も含めて、極力ぶどうに負荷をかけない醸造を心がけています。もともと薫り高く、表情豊かな僕のぶどうたちが、そのまま美味しいワインになってくれるのを見守るだけです」(以上、クリストフ・ブヴィエ)。
気は優しくて力持ち。ラグビーを通じて、多くの生産者たちと交流があります。

《Marsannay Blanc Clos du Roy》
0.26ha。樹齢約10年。樽でアルコール発酵後、新樽率25%で14ヶ月間熟成。「クロ・デュ・ロワのとりわけ泥灰土に富む区域にシャルドネを植えており、たっぷりとしたミネラル感が特徴です」(クリストフ・ブヴィエ)。

品種:シャルドネ


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ルイ13世の時代からワインを造っていたドメーヌ、ジャン・フルニエ

【2013 Marsannay Cuvee Saint-Urbain – Jean Fournier】

『ブルゴーニュは新しい世代に入った。その中で最も 輝きを放ち才能ある生産者の 1 人』 ベタンヌは「ジャン・フルニエ」当主「ローラン」をこう評価した。フランス国外も含めて色々な醸造を経験した彼は 2003 年より改革に着手。 『僕のワイン造りは現代的でも伝統的でもない。父は伝統を重視していた。僕は伝統をベースに進化していきたい』
ルイ13世の時代からワインを造っていた「フルニエ家」所有するのは「クロ・デュ・ロワ」や「ロンジュロワ」 等優良畑。17haの内10ha以上の畑が樹齢40年以上の古樹。最高の条件が揃っている。
『マルサネのテロワールは複雑だから面白い。やっとマルサネに注目が集まってきた。シルヴァン・パタイエや僕等がマルサネを変えたんだ』
ディジョンに最も近い村だった為、農業を辞めディジョ ンで働く選択をする農家が多かった。 そして、ディジョンの店で提供する安ワインの供給地として質より量を求められたことでマルサネは長く質を落としていた。マルサネの新時代が始まる。

2004 年からビオロジックへの転換を進め、2008年には全ての区画で認証を取得最近の変化は「グイヨ」から「コルドン・ロワイヤル」へ の切り替え。時代と逆行するようだが彼独自の葡萄樹にストレスを与えずに収量を制限する手法。『皆、グイヨで摘芯を行うけど僕は摘芯によって葡萄樹が弱ると考えている。摘芯をしないで自然に樹勢を落として収量を制限したい』 「コルドン・ロワイヤル」で樹勢を抑え、摘芯を行わないことで成長期の葡萄樹のストレスを減らす。父の代では積極的に行っていた摘果(ヴァンダンジュ・ヴェール)でさえもほとんど行っていない。

畑の特徴に合わせて全房と除梗の比率を調整する。果梗を使うと僅かに空気が入り込みバクテリアの繁殖を抑える亜硫酸が必要になることが普通。
ビオロジックを導入したことで酵母が強く、発酵の炊き付けも早いので亜硫酸無添加で全房発酵が可能になった
ポンプを使って移し替えると果梗で果皮が傷付くのでグラヴィティシステムも導入した。発酵は主に木樽。使用する木樽は228Lの伝統的ブルゴーニュ樽ではなく、大きめの600Lの「ドゥミ・ミュイ」と「シガール」と呼ばれる350L樽。 『側板の厚さは40mm 以上が理想。600Lと350L樽はワインが樽と触れあう面積が最適』 「ローラン」の変化は止まらない。畑毎だけでは終わらず更に細分化して個性的なワインを醸す

《マルサネ・トロワ・テール・ヴィエイユ・ヴィーニュ》
「ピノ・ファン」の古樹のみで収量20hl/ha。全房。

《マルサネ・プティツト・グルモット》
ロンジュロワのミランダージュの葡萄だけ。

《マルサネ・クロ・デュ・ロワ・ピュール・ポ》
クロ・デュ・ロワの一部、石灰岩盤上の葡萄のみ

品種:ピノ・ノワール


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巨星ひしめくムルソーで、凛と輝く3ツ星生産者、ルーロ

【2013 Meursault – Roulot】

ジャン・マルク・ルーロが運営するドメーヌ。
ジャン・マルクは1989年に人生の転換期を迎え、舞台役者と映画俳優の道に見切りをつけて従来通りワイン造りに専念することにします。この決断以降、このドメーヌを超一流のドメーヌに育て上げ、重厚広大から繊細芳醇で雑味のないワインへ路線転換するのは簡単なことではないが、ルーロは品質や複雑性を損なうことなく転換に成功した数少ないドメーヌになりました
ドメーヌでは気軽に飲めてコストパフォーマンスに溢れたブルゴーニュの白と、テロワールの微妙な違いを表現した上質のムルソーのように、様々なワインの棲み分けをしています。
またジャン・マルクがドメーヌを継ぐ前、ドメーヌ・デュジャックのジャック・セイスから推薦されたアメリカ人、テッド・レモンがワインメーカーを務めたことでも知られています
テッド・レモンは現在、アメリカでリトライというワイナリーを運営しています

品種:シャルドネ

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