ピュリニーでルフレーヴと比肩するドメーヌ、ポール・ペルノ

【2010  Puligny Montrachet – Paul Pernot】

ドメーヌ・ポール・ペルノは1850年の創業以来、常にピュリニ・モンラッシェのトップドメーヌであり続ける造り手のひとつです。現在では創業者の孫とその息子たちの手によって運営されております。計16.19ヘクタールに渡るバラエティに富んだ優良な畑を所有し、非常に丁寧な栽培が行われています。
化学肥料は用いられず、剪定は非常に細やか、剪定した若枝を粉砕して畑に撒き腐食質が送り込まれています。収穫はすべて手作業で行われています。発酵前に醸しは行われず、30度で15日間にわたり発酵が行われます。ポイントとしては、白は空気式圧搾機を用いて大変穏やかにプレスされ、不純物を沈殿させた後、樽内で発酵。赤は完全除梗、発酵後一回のみ穏やかにプレス。赤白共に樽内で1年間熟成されます。新樽比率は村名クラス30%、1級畑40%、特級畑50%。白は清澄と軽い濾過、赤は軽い清澄が行われた後、瓶詰めされます。
このように、ポール・ペルノでは、テロワールとヴィンテージの持ち味を引き出すべく、自然な手法が心がけられています。非常に細やかな配慮がなされ、品質に対するこだわりは徹底したものです。多くの優良な畑を所有しており、以前はジョセフ・ドルーアンなどに販売していましたが、現在はほとんどのワインを自分たちの名前で元詰めされています。葡萄の収量を抑え、たっぷりと新樽を使うことで驚くほど芳醇で濃厚な造りに仕上がっており、その偉大なワインはピュリニーの造り手では三本の指に数えられる名手です

品種:シャルドネ 100%

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FLEG麻布十番primo 3F
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21歳でドメーヌを立ち上げた新進気鋭の醸造家、シルヴァン・ロワシェ

【2008  Cote de Nuits Villages Aux Montagnes – Sylvain Loichet】

現当主であるシルヴァン・ロワシェ氏が2005年、弱冠21歳の時に立ち上げた新進気鋭のドメーヌ。元々ロワシェ家はブルゴーニュに畑を所有していましたが、シルヴァン・ロワシェ氏の祖父・父親は石材業を営んでいたため、ブドウ畑を他の生産者へ貸していました。しかしワイン造りを天職として育ったシルヴァン・ロワシェ氏がそれらの畑を取戻し、自身でワイン造りをスタートさせました。

【栽培】
ドメーヌ・シルヴァン・ロワシェでは厳格にビオロジック農法を実践しています。除草剤はもちろん、化学的な薬品などで環境に対して悪影響を及ぼすものは使用しないことにより、土壌から自然に溢れた恩恵を得ることができます。ただし、有機農法は化学的な薬品を使わなければ良いというわけではありません。ブドウを病気や害虫から守るために行う丁寧かつきめ細かな作業が必要不可欠です。ブドウが育つ土壌に対する考察は毎年入念にされます。例えば除草作業の際、トラクターの重さで悪影響を及ばさないよう、重量制限を設けています。また自然素材の肥料(乾燥させた鳥などの糞)を活用し地中の微生物活動を活発化させることもします。そうした苦労の末活性化された土壌は通気性に優れ、バクテリアやミミズなどの微生物を多く含んだものとなり、その畑のテロワールを最大限に表現することが可能になります。ビオロジック農法はただそれだけで美味しいワインの証、という訳ではありませんが、これだけ手間をかけているワインという証である、ということは言えそうです。

ブドウの収穫は実の成熟具合から判断して決められます。アルコールや酸度のポテンシャルと同様に、香りの成熟も判断しますが、それは素晴らしいワインを造るに当たってとても大切なことでもあります。
ブドウは手摘みで収穫され、一つ一つ実の状態を確認しながら収穫されます。また、収穫後においても白ワインについてはブレスの前にセラーで再度ブドウの実をチェック。赤ワインは醸造行程に移される前に2度目のチェックをすることで素晴らしい状態の実のみを選別することが可能となります。

【醸造】
シャルドネ
収穫された果実は空気圧縮機で優しく圧搾され、第一搾汁のみを使用します。搾汁はその後定温管理で一晩置かれ、オーク樽に入れられます。醗酵はオーク樽で行われ、天然酵母を使用します。そして18ヵ月間ワインをしっかりと熟成させます。新樽はグラン・クリュの半数に使用され、プルミエ・クリュの3分の1に使用されます。熟成後は軽くフィルタリングされます。

ピノ・ノワール
収穫されたピノ・ノワールは円錐状の形をした大きな木製の容器に移された後、コールド・マセラシオンを一週間経て自然と醗酵が始まるのを待ちます。その後テイスティングによって随時品質を確認。オーク樽へと移されます。その後24か月もの期間熟成させ、白ワインと同じくグラン・クリュは半数、プルミエ・クリュは3分の1に新樽が使われます。その他は1年から4年落ちのオーク樽が使われ、清澄・フィルタリングは行われずに瓶詰されます。

【Cote de Nuits Villages Aux Montagnes】
醗酵:オーク樽
熟成:オーク樽 24カ月(仏アリエ産228L)
品種:ピノ・ノワール 100%

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オスピス所有のグランクリュを一人で栽培したヴィニュロン、ステファンヌ・ミュラ

【2010  Marsannay Rouge Clos des Recilles – Stephane Murat】

2004年、父レモン・ミュラより5haの畑を継承したステファンヌ・ミュラは、ヴォーヌ・ロマネ村から畑を上がったところにある隣村コルボワンに自身のドメーヌを立ち上げ、親友のオーレリアン・ヴェルデやダヴィッド・デュバン、当時DRC社に勤めていた同世代の隣人ヴァンサン・ルグーらと情報交換しながら、栽培と醸造の経験を積み重ねてゆきました。そして3年間「メゾン・フェヴレ」で修業して技を完成させた後、2009年ヴィンテージから本格的に自社ブランドでの発売を開始しました
一方で彼は、2008年から2013年1月まで、「オスピス・ド・ボーヌ」が所有する「コート・ド・ニュイ」のすべてのグラン・クリュ畑(マジ・シャンベルタン、クロ・ド・ラロッシュ、及び2012年ヴィンテージから新たに加わったエシェゾー)の栽培をただひとりで行いました。「僕の所有畑だけで食べていくのは厳しいので・・。「オスピス」の仕事も誇りを持って遂行しました。「オスピス」のマジ・シャンベルタンやクロ・ド・ラロッシュも、僕のオート・コート・ド・ニュイやマルサネも、僕自身のトラクターを使用したことも含めて、まったく同じ栽培です」。尚、「オスピス」を辞した2013年1月以降は、名門メゾン「アンリ・ド・ヴィラモン」の栽培長に就任しました。「要所要所で栽培スタッフに指示を出す統括的な立場で、以前よりも自分のドメーヌに集中できるようになりました」。
彼の造るワインは、彼の人柄と同様に優しく穏やかなスタイルで、透明感があり、かつ深い滋味に富む味わいです。コート・ド・ニュイにまたひとり、秀逸な新世代の誕生です。

【Marsannay Rouge Clos des Recilles】
この生産者のモノポールである「Clos des Récilles(クロ・デ・レシーユ)」の0.3haの区画より。石灰質に勝る粘土石灰質土壌。樹齢約40年のVV。ステンレスタンクで醸造後、アリエ産樽で12ヵ月間熟成(新樽率20%)。

品種:ピノ・ノワール 100%

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