シャトー・ラフィット・ロートシルトの知識と技術が注がれたチリワイン、ロス・ヴァスコス

【2010 Los Vascos – Grande Reserva】

チリワインと言えば安いワイン。
2015年に輸入量でフランスを抜いてからは破竹の勢いで増加しています。
さらにそれがレベルアップして、安くて旨いワインとして認知され
2017年では輸入量の1/3近くがチリワインとなっています。
(輸入金額ではフランスが52%、チリが13%)

ただそれも善し悪しで、気心知れた仲間と飲むのはいいですが、接待となると話は別。「安く見られたな」と思わせず、接待交際費を抑えたい時には、一言添えて選ぶだけでゲストもホストも大満足。


【歴史】
ロス ヴァスコスはチリに移住したスペイン人により1750年創業されました。シャトー ラフィット ロートシルトを擁するドメーヌ バロン ド ロートシルト(DBR)はチリでワインを造ることを決め、銘醸地や生産者の調査を行っていました。その中で選ばれたのが、このロス ヴァスコスです。1983年からラフィットのテクニカルディレクターを派遣し、植え替えや水源の確保、畑の区画毎のミクロクリマの把握などを行い、1988年から経営を開始。2000年にはラフィットのディレクターであるクリスチャン ル ソメール氏を派遣するなど、ラフィットの知識と技術を注いできました。ラフィットをはじめとするボルドーシャトーの新醸造責任者に就任したエリック コレール氏を引き継ぎ、オリヴィエ トレゴワ氏がDBRの海外ワイナリーの醸造責任者を務めています。

【栽培】
太平洋から約40kmの場所に位置し、海から吹き込む風の影響で昼夜の気温は冷涼に保たれます。所有面積は3,600ha、その内作付け面積は580haとコルチャグア ヴァレー中部で最大のブドウ畑です。
広大な土地ですが、殺虫剤や除草剤などの化学物質に頼らない方法(キャノピーマネジメントなど)を採用し、グリーンハーヴェストによる収量制限、樹齢による区画の管理を行い、収穫は手摘みと手間隙をかけて行っています。

【醸造】
手摘みされたブドウはその後入念に選果され、シャルドネとソーヴィニヨン ブランは若々しさを保つためにステンレスタンクで低温発酵で造られた後すぐに瓶詰めされます。赤は区画毎にステンレスタンクにて発酵後、グランド レゼルブとル ディス ド ロス ヴァスコスは12~16ヶ月樽で熟成させます。樽の一部はボルドーにあるDBRの樽工房で作られたものを使用しています。

【2010 Los Vascos – Grande Reserva】
樹齢の高い「エル フライレ」畑のブドウを中心に造られます。フレンチオーク(新樽比率30%)で12ヶ月間熟成。チェリーやプラム、トリュフやブラックペッパー、ローリエなど複雑なアロマが漂います。ボリュームがありエレガントで上質な骨格を持つワインです。

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、カルメネール、マルベック

ワイン_チリ_ロス・ヴァスコス
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