亜硫酸無添加にも耐えられるシャンパンを目指すビオディナミの継承者、フランク・パスカル

【2004  Frank Pascal – Quintessence Brut】

ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のBaslieux-sous-Chatillonに本拠を構え、わずか4haの畑をビオディナミで耕作しているドメーヌ。1994年からFrank Pascal / フランク・パスカル氏とIsabelle Pascal / イザベル・パスカル女史の夫妻がドメーヌを引き継ぎ、1998年から除草剤や防カビ剤、化学肥料、化学殺虫剤などの使用を中止、2000年からは一部の区画で一切の合成薬剤の使用を中止し、2005年からはすべての区画でビオディナミに転換している(Biodyvin認証済み)。当初はビオディナミ農法のパイオニアである故フランソワ・ブーシェ氏の薫陶を受け、現在ではシャンパーニュにおけるビオディナミ生産者の代表的な一人として名を連ねるまでになった。

フランク氏は、フランスの代表的な高等教育機関であるGrandes Ecolesを卒業した後、短い期間だが工業エンジニアとして勤めていた。兄が不慮の事故で急逝したのを機に、家業であるブドウ栽培を継ぐこととなる。彼の父上は旧来の方法を守りながら栽培を続けてきたのだが、彼自身は栽培に化学薬品などを使うべきではないと考えていた。そこでその考えを具現化するために本格的に栽培と醸造学を学ぶ決意をした。前職の経験で、フランス軍が使用する化学兵器を生産する仕事にも携わり、広く知識を得たのだが、ブドウ栽培において殺虫剤等を使用するということは、化学薬品で兵士を殺戮することと同義であると理解するようになった。このショッキングな現実こそ、彼が旧来の方法に代わる栽培法を模索する原動力となった。そこでまず、旧来の栽培法とビオディナミ農法とを同時に実践し、ビオディナミ農法こそが他にに並ぶものがないほどのミネラルをワインに与えるということを確信し、所有畑の全てでビオディナミ農法を実践することにした。ドメーヌでは4haの畑を所有しているのだが、各所に散在しており、6ヶ村20区画に渡って広がっている。多くの畑は白亜質と堅い石灰岩土壌で構成されているが、白亜質と石英質の土壌、石英質を含む泥岩質土壌、泥灰土と石灰質砂岩土壌の畑も含まれている。70%はピノムニエ、20%はピノノワール、10%はシャルドネが植えられている。1/4の畑では馬に寄る耕作を行っているが、フランク氏はその割合をもっとあげたいと考えている

【Quintessence Brut】
カンテサンスはフランク・パスカルの最高峰キュヴェ。キュヴェ名の「カンテサンス Quintessence」とは「真髄」という意味。デゴルジュマン、ドサージュは4.4g/Lなどの全てのデータとロット番号がバックラベルに記載されている。

品種:ピノ・ノワール 60%、ピノ・ムニエ 25%、シャルドネ 15%

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