8つものグラン・クリュを手がけるドメーヌ、フィリップ・シャルロパン・パリゾ

【2009 Gevrey Chambertin La Justice – Philippe Charlopin-Parizot】

1956年生まれの現当主、フィリップ・シャルロパン氏は、22歳のときに父アンドレ氏から2ha弱の畑とドメーヌを引き継ぎワイン造りを始めました。当初、マルサネ村でワイン造りを行っていましたが、生産量が増えきたことを機にジュヴレ・シャンベルタンに拠点を移したことで名実ともにジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌとして成長

現在、マルサネ、フィサン、ジュヴレ シャンベルタン、モレ サン ドニ、シャンボール ミュジニー、ヴォーヌ ロマネに17haの畑を持ち「シャンベルタン」「ボンヌ マール」「エシェゾー」など、なんと8つのグラン クリュを手掛けています。赤のイメージが強いシャルロパンですが、2007年からはシャブリもリリース。現在はフィリップ氏の息子、ヤン氏が白ワインを担当し、親子でドメーヌを営んでいます。

また、当主のフィリップ氏はピノ・ノワールの神様と呼ばれるアンリ・ジャイエ氏から指導を受けた一人で、愛弟子として可愛がられていたことでも知られています。

【栽培】
シャルロパンのモットーはあくまでも自然なワイン造り。ブドウの質そのものが、その後の醸造、そしてワインの質を決定すると考えるため、極力自然の力を邪魔しないよう細心の注意を払っています。ブドウの樹が自力で凝縮味のある果実を結実できるよう、ブドウの栽培にはリュット・レゾネ(減農薬農法)を採用。除草剤と化学肥料は使用せず、殺虫剤代わりにフェロモンカプセルを用いています。

ブドウの樹齢は概ね高く、エシェゾーにいたっては樹齢70年に達するものも。しっかりと完熟してからの収穫はもちろんのこと、厳しく選別した果実は、除梗した後一週間に及ぶ低温マセラシオン発酵を行います。培養酵母の補酸は決して行わず、その後は瓶詰め直前まで澱引きせずに樽熟成されます。

【醸造】
シャルロパンのワインは、グラン クリュで70% 、プルミエ クリュで50-70%と新樽比率が高いことも特徴。若いうちは樽香が強く感じられますが、熟成と共にワインのアロマが綺麗に溶け込み、果実味に溢れた濃厚な味わいはより洗練され深みのある味わいに変化を遂げます。精妙なフィネスを備えた確固たるシャルロパンのスタイルは、まさにブルゴーニュの最高峰の一つと言えるでしょう。

品種:ピノ・ノワール

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リーズナブルで質の高い特級ワインを造っているドメーヌ、モンジャール ミュニュレ

【2010  Gevrey Chambertin – Mongeard-Mugrenet】

ディジョンからボーヌへと向かう街道沿い、ヴォーヌ・ロマネの入り口に「ル・リシュブール」というホテルレストランがある。このホテルを経営しているのが、村でも有数の大ドメーヌ、モンジャール・ミュニュレである。

モンジャールの姓は17世紀の初め、1620年頃からブルゴーニュで見られ、代々ブドウ栽培を生業としてきた家系である。 現当主ヴァンサン・モンジャールの父、ヴォーヌ・ロマネ村の村長も務めたジャンの時代にドメーヌは大きく成長。さらにヴァンサンが拡大し、現在、ブドウ畑の面積は33ha。北はマルサネから南はサヴィニー・レ・ボーヌまで35のアペラシオンに散らばっている。ちょっとしたネゴシアン並みの規模だ。

リシュブールも所有するとはいえ、このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。それぞれ2.6ha、1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さだ。前者はエシェゾー・デュ・デュス、ルージュ・デュ・バ、レ・トゥルーの3つの区画に分かれるが、1929年に植樹したルージュ・デュ・バのブドウはすべてエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュとして瓶詰めされる。レ・トゥルーはエシェゾーでも最下部にあるので肉付きがよく豊満な一方で複雑味に欠けると、ヴァンサンはいう。ちなみにこの区画のワインは全量アメリカ向け。日本向けのエシェゾーはもっとも優れたワインを生むとされるエシェゾー・デュ・デュスのものなので安心されたし。除梗率はクリマとヴィンテージによって異なり、相対的にエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュやグランゼシェゾーはエシェゾーよりも全房の比率が高い。それもあって、とくにグランゼシェゾーは構造のしっかりした筋肉質のワインとなる。

ブドウ栽培では2003年から一部の畑(ニュイ・サン・ジョルジュ1級ブード、ヴォーヌ・ロマネ1級シュショ、プティ・モン、それに全特級クリマ)でビオロジック農法を始めているそれ以外の畑はリュット・レゾネだが、これだけ広範囲にわたる畑を農薬に頼らず耕作するのは大変なことだろう。

父ジャンの時代、このドメーヌのワインは新樽の香りが顕著に感じられたものが、近年のワインは樽香が果実味の中にきれいに溶け込み、洗練さを増している。価格的にリーズナブルで質の高い特級畑のワインを探している人に、安心して薦められるのがこのドメーヌのエシェゾーだ

品種:ピノ・ノワール

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最高峰クロード・デュガのネゴシアン部門、ラ・ジブリオット

【2011  Gevrey Chambertin – La Gibryotte】

ラ・ジブリオットは、ジュヴレ・シャンベルタン最高峰に数えられる「クロード・デュガ」のネゴシアン部門です。父クロード氏の監修の下、氏の子供たちが手がけています。ファースト・ヴィンテージは2002年。AOCジュヴレ・シャンベルタンでは5生産者以上、シャルムなどの少量生産でも2生産者以上からの買い付け。もちろんどの生産者から買い付けているかは企業秘密。

目指すスタイルは、エレガントで深みのあるピノ・ノワール。
ジュヴレ・シャンベルタンは銘醸地として名高い産地ですが、その中にも上質のワインを造っていても日の目を浴びていない隠れた生産者がいます。ラ・ジブリオットは、彼らのワインの中から、その年最上の出来と感じたワインのみを購入し、熟成、瓶詰めして世に送り出しています。樽買い後のワインはドメーヌ・クロード・デュガと同じように瓶詰めまでの工程が行われます

父クロード氏は「ジュヴレ・シャンベルタンにはいいワインを造っている造り手がまだまだいる。同じ村だからどんな畑仕事をしているかはわかっている。そうした無名の造り手が埋もれるのは惜しい。彼らを世に送り出したいから、ワインを買って詰めているんだ」と語ります。

【Gevrey Chambertin】
醗酵:ステンレス・タンク
熟成:オーク樽熟成 16カ月 (228L、新樽比率30%)

品種:ピノ・ノワール

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