非常に稀な接木なし自根のピノ・ノワールが植わる村のブラン・ド・ノワール、ニコラ・マイヤール

【2005 Nicolas Maillart – Les Francs de Pied Extra Brut 1er Cru】

栽培農家として1753年からの長い歴史をもっており、代々父から息子に引き継がれて来ました。2003年よりボルドー大学で醸造学を修め、エノログの資格を取得した後に南アフリカ、オレゴン等での修行を終えた9代目の若き当主ニコラ・マイヤールが栽培から醸造まで、全てを取り仕切っており名声を高めています。

モンターニュ・ド・ランスの3つの村に跨る特級、一級畑はマサル選抜による株で平均樹齢30年以上と高く、厳格なリュット・レゾネを実践しています。ピノ・ノワール主体ながらも、重過ぎずドザージュに頼らないナチュラルな味わいは、安定感があり洗練された独特のスタイルに仕上げています。本拠地エキュイユ村に植わる自根のヴィーニュ・フランセーズによる「フラン・ド・ピエ」はシャンパーニュ全体でも4箇所しかないという希少品です

2003年より一新した醸造所はグラヴィティー・フローを取り入れ、区画毎の細やかな発酵・醸造を可能とする温度制御の小型ステンレスタンクおよび228Lの小樽を導入し、よりテロワールに焦点を当てた細やかな仕事ぶりを発揮しています。全生産の約40%を小樽にて醸造しており、ヴァン・ド・レゼルヴを多めに使う事により、味わいに安定感と深みを与えています。新しい醸造施設の屋根にはソーラーパネルを設置しておりワイナリーで使用する80%の電力を太陽光にて賄っています。

《Les Francs de Pied Extra Brut 1er Cru》
シャンパーニュでは非常に稀な接木なし自根のピノ・ノワール(ヴィーニュ・フランセーズ)が植わるエキュイユ村の斜面南向きの砂質土壌を表土に持つ特殊な畑より。豪快さと繊細さを兼ねたピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワール。小樽を使い醸造を行い、バトナージュを行い、ノン・フィルターにて瓶詰め。ノー・マロ。ドザージュ2g/L。

品種:ピノ・ノワール 100%


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ドゴール将軍向けのキュヴェを仕込んだ1haの特別な区画、ボエル&クロフ

【2003 Boerl & Kroff – B Brut】

シャンパーニュ地方ウルヴィルにドラピエ家が所有する地に、1ヘクタールの畑があり、そこでフランスの大統領であったシャルル・ドゴール将軍のためだけにお気に入りのシャンパンが生産されていました。このシャンパンは将軍がエリゼ宮で主催するディナーで頻繁に使用されていました。
BOËRL & KROFFの2人の創設者パトリック・サバテ(Patric Sabaté)とステファン・セセ(Stephan Sésé)が、ピノノワール種が90%を占めるその畑を借り、他にはないシャンパンを作り出しました。

葡萄の出来が最良の年のみに生産されるためBOËRL & KROFFには希少価値があり、生産した年は、1995、1996、1998、2004、2006、2008、2009年のみです。各ヴィンテージは手摘みされた葡萄の一番搾りのみで生産され、自然な重力のみで搾り、人工的なポンピング(圧搾)をしていないため自然なシャンパンを製造することができます。さらに10年以上熟成され複雑で濃厚な質感を生み出します。長期熟成に適したマグナム以上のボトル詰めで生産され、BOËRL & KROFF は手に入れることが難しい最高級クラスシャンパンとして知られています。

《B Brut》
セカンドライン「B」は BOËRL & KROFF 生産用に確保された複数年のヴィンテージを混ぜて生産されています。セカンドラインといっても優れた品質が保証されています。現在の「B」は1997、2000、2002、2003年のヴィンテージが使用されており、ボトルは7 5 0 m lのみで8,000本生産されています。

品種:ピノノワール

(WINE REPORTより)
シャンパーニュはブランド・ビジネスの色彩が強いワインだ。極少量を趣味的に仕込む造り手もいる。かつてのサロンは、ウジェーヌ・エメ・サロン氏が仲間内で飲むために造るところから始まった。
ボエル&クロフもよく似た物語だ。マドリッド在住の弁護士パトリック・サバテとステファン・セスが、シャンパーニュへの愛情やみがたく、自らのキュヴェを生み出した。手を貸したのがコート・ド・バールのミシェル・ドラピエ。3区画からなる1ヘクタールの畑からブラン・ド・ノワールを造ったこの畑は60年代にドゴール将軍向けのキュヴェを仕込んだ特別な区画だった
デビュー年は1995。2500本のマグナムのほかに、ジェロボアム、ミダスが造られた。その後、96、98、2004、06、08、09が基本的にマグナム瓶サイズで詰められた。平均的な年には、これの代わりに「B」というキュヴェが仕込まれる。業態としてはマルク・ダシュトゥールになる。


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非常に短命だった蒸留所の名を受け継いだモルト、ウルフバーン

【Wolfburn Northland 46%】

スコットランド本島北端の街サーソーに実在したウルフバーン蒸留所 1821年に創業し、1877年には廃墟として記録に残されている非常に短命だったウルフバーンの名を受け継いだ蒸留所が再生したのは、2011年のことだった。 最初の1滴が誕生した2013年から…。ついにスコットランド本島最北端のウイスキーが日本へ上陸する。 「NO AUTOMATION」と最高責任者アンドリュー・トンプソンは言う。
可能な限り人の手で。それは、かつて全ての蒸留所がそうであったように、昔ながらの手作業と、先人達から受け継がれてきた伝統を重んじる職人たちのこだわり。

《再建》
2011年5月、我々はケイスネス州サーソーにある、150年前の旧ウルフバーン蒸留所の跡地を訪ねました。かろうじて、そこに建築物があったことが分かる瓦礫。そして水、かつてウルフバーン蒸留所で使用され、我々がウイスキーを造ることができる可能性を示してくれる川が流れていました。
我々は、古い蒸留所跡地から少し下流に、まるでアザミのカーペットのような平地を見つけました。ここは川から毎日少量の水を汲むだけで、すぐに再びウイスキーを造ることができます。2012年5月に土地を購入し、8月上旬には最初の建設工事を着工しました。すぐに計画は進められ、9月には蒸留所建設への基礎が完了しました。
建設はフォーサイス社によって、バルブやポンプに至るまで全て綿密な作業の下で行われ、徐々に近づく冬の前に完成できるよう建設を進めてきました。閉鎖されたキャパドニック蒸留所の発酵槽2基も導入しました。これらはウルフバーン蒸留所の新しいスピリットを造るための水のタンクとして使用されます。
11月には設備の搬入と組み立てが始まり、ウイスキーの中心地スペイサイドからハイランドの北端の大地へ、新たなポットスティルが運ばれました。完成を迎えた季節は、もうすぐクリスマスを迎えようとする冬の長い夜が訪れる頃でした。
そして年が明け、2013年1月25日
新ウルフバーン蒸留所の最初の1滴が流れました

《水と大地》
ケイスネス州は、その豊かな水と大自然で知られています。周囲約4,000㎢にも及ぶ、広大な湿地帯と泥炭層があり、現在スコットランドに残る最後の原野とも言えるでしょう
ウルフバーン川は、古くから湿地帯を流れる川で、海からほんの数マイルの距離を流れています。(バーンは川を意味します)
あまり知られていませんが、かつて野生のオオカミが多く生息していて、1500年代には一般的な動物でしたが、1600年代に入ってからは、乱獲によって絶滅してしまいました。

《歴史》
WOLFBURNの歴史は断片的な資料しか残されていません。
1821年にウィリアム・スミス社が認可を受け、以後、1852年まで代々スミス家によって操業されてきました。蒸溜所名のWOLFBURNの綴りも幾つか存在し、”Wolfburn”、”Wolf Barn”、”Wolf Burn”、”Wulf Burn”などがありました。
19世紀初頭の納税記録では、WOLFBURN蒸溜所の最盛期にはケイスネス州最大の蒸溜所だったことが窺えますが、その後、1877年の測量では廃墟として記されていることから、約50年の短い操業だったようです


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