ピュリニー・モンラッシェの至宝ルフレーヴと並び称される生産者、ルイ・カリヨン

1981年に設立されたドメーヌ・ルイ・カリヨン。そのワイナリーとしての歴史は16世紀に遡り、1520年にピュリニー・モンラッシェでブドウ栽培に着手したジョアン・カリヨンに始まります。12ヘクタールの畑から採れるブドウで造られるワインは、地域名のものはバルク売りされ、それ以外は自家瓶詰めされて世界中の輸入業者や国内のレストランに販売されています。現在はジャックとフィリップの兄弟がワイナリーの運営に当たっており、ピュリニーを代表する生産者として人気はますます高まっています。

栽培はリュット・レゾネでおこなわれ、薬剤は極力避け、使用するのは基本的にボルドー液のみ。収穫では遅摘みはせず、糖がのってきながらも十分な酸が残るバランスを見極めておこなわれます。

このドメーヌのワインの特徴は、なんといってもそのフィネスと構成の素晴らしさ。長い余韻には最後まできれいでピュアな果実の印象が続きます。どのアペラシオンも完璧なバランスで、見事にテロワールの個性を表現したワインを造り出します。

ルイ・カリヨンのワインは2009年まで”ルイ・カリヨン・エ・フィス”の名でリリースされていましたが、当主であったルイ氏の引退に伴い、畑は息子のジャック氏とフランソワ氏に分割。彼らはそれぞれにドメーヌを設立し、兄ジャック氏が2010年に立ち上げたドメーヌがジャック・カリヨン、次男のフランソワが起こしたドメーヌがフランソワ・カリヨンです。