三ツ星レストラン御用達のニュイ・サン・ジョルジュの雄、アラン・ミシュロ

ドメーヌ・アラン・ミシュロは1880年創立のドメーヌで、ニュイ・サン・ジョルジュとモレ・サン・ドゥニに10ヘクタールほどの葡萄畑を所有している。スパイシーで凝縮された果実味と、よく熟したタンニンを含むしっかりとしたワインとして評価が高く、フランス国内の三ツ星レストランの多くが同ドメーヌのワインを採用している。

丁寧に手で摘み取られた葡萄を選別し除梗。16℃の低温マセラシオンを6日間、アルコール発酵を15日間行う。1ヶ月後に樽へ移し、20ヶ月の熟成を行う。(ACブルゴーニュは新樽を用いず、村名クラスで約20%、1級と特級で約30%の新樽を使用する。)樽は火入れの長い樽を使用する。基本的にフィルターとコラージュは行わない。

少し引き締まった第一印象の陰に、柔らかい優しさを秘める。徐々に香りが開き、黒胡椒や葉巻を思わせるスパイシーな風味、フランボワーズやさくらんぼの香り、鉄、腐葉土の香りが、樽の香りと一つに溶け合った優雅で芳醇な味わいを醸し出している。しっかしとしたタンニンとスパイシーで果実味に富んだワインであるが、歳月を経て少しずつ丸みを帯びた印象を持つ。