大塚製薬が所有するカリフォルニアの名門ワイナリー、リッジ

【2010  Ridge – East Bench Zinfandel】

リッジ・ヴィンヤーズは、米国カリフォルニア州を代表する名門ワイナリーで、1986年に大塚製薬株式会社が取得した。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも轟いており、世界最高峰のワインを安定的に産み出す醸造所として、絶え間ない賞賛を浴び続けている。

ワイン造りのアプローチは、伝統的な手法を重視し、ブドウ栽培、ワイン醸造の両面において極力自然なプロセスを導いてやるというもの。不世出の天才醸造家にしてリッジの象徴でもある総帥ポール・ドレーパーは、40年以上にもわたって、極めてバランスに優れ、長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきた。リッジは、単一畑が持つ「その土地らしさ」の表現にも、創立以来一貫してこだわり続けており、ワインのほとんどに単一畑名が冠されている。

【歴史】
リッジ・ヴィンヤーズのはじまりは、1885年まで遡る。この年、医者のオセア・ペローネが、モンテベロ・リッジ(尾根)の頂上近くに180エーカーの土地を買ったのだ。ペローネは、サンフランシスコのイタリア人社会で大立者となった人物で、斜面を段々畑にしてブドウ樹を植えた。そして、周辺で採掘される石灰岩を用いて「モンテベロ・ワイナリー」を建て、その名を冠したワインを1892年に初めて生産している。セラーの建物は独特な設計で、山の斜面を掘って三階層にしていた。ここが今も、リッジの生産施設となっている。標高800メートルの高さにあるこの建物の周囲に広がるのが、「アッパー・ヴィンヤード」と呼ばれる畑である。

1940年代になると、神学者のウィリアム・ショートが、ペローネの畑のすぐ下にあったワイナリーとブドウ畑を購入する。畑は打ち捨てられた状態だったが、ショートは1940年代の後半に、いくつかの区画にカベルネ・ソーヴィニョンを植えなおした。そして1959年。今日「ミドル・ヴィンヤード」と呼ばれているショートのブドウ畑から、新しい所有者となったデイヴ・ベニオンと三人の共同経営者(全員がスタンフォード研究所の研究員)たちが、一樽の四分の三しかない「自社畑産カベルネ」を造る。このモンテベロ産カベルネは、同時代のカリフォルニアワインの中でもトップグループに入る出来映えだった。同じ畑から1960年、1961年に生産されたワインも、その優れた品質と際立った個性の両面で、1959年産に匹敵するものであった。自信を持った共同経営者たちは、1962年の収穫に間に合うよう、ワイナリーを再設立する。

最初のジンファンデルが生産されたのは、1964年のことである。山の斜面を下ったところにあった、19世紀末植樹の小さな畑のブドウが使われた。次にジンファンデルが造られたのは1966年で、ガイザーヴィルの初ヴィンテージである。創立共同経営者たちは、家族ぐるみでモンテベロの斜面を開墾し、畑の面積を15エーカーから45エーカーまで広げていく。ワイン造りは週末だけの仕事だったが、出来上がったワインはくっきりとした産地個性と、前例がないほどの強靭さを備えていた。1968年には年間生産量が3,000ケース弱にまで増え、そして1969年、ポール・ドレーパーが共同経営者として新たに参画する。スタンフォード大学で哲学を修めたドレーパーは、チリの海岸地域におけるワイナリー建設プロジェクトから離れ、カリフォルニアに戻ったところであった。彼は実践の中で学んだ醸造家であり、正規の醸造学教育は受けていない。だが、ドレーパーの持つ高級ワインに関する知識と伝統的な手法によって、リッジがカリフォルニアの地で先鞭をつけた、「人手を加えない」というシンプルなアプローチがさらに強められていく。ドレーパーの指揮のもと、老朽化していたペローネのワイナリー(前年に取得)が改装され、最高のブドウ畑が貸借または購入された。かくして品質が高いレベルで安定し、リッジのワインは国際的な名声を得るに至ったのである。生産量の大半を占めているのはカベルネとジンファンデルで、他に若干量のシラー、グルナッシュ、カリニャン、ペティト・シラーなどがある。赤ワインのワイナリーとして知られるリッジだが、1962年以来、限られた量のシャルドネも生産し続けている。

ソノマ郡にあるリットン・スプリングスの畑も、1991年にリッジの自社畑となった。20年にわたってそのブドウでワインを造ってきた経験から、卓越した土地だと確信したからである。ガイザーヴィルの畑でも、リッジは40年以上ワインを造っているが、こちらもまた適地適品種の驚くべき一例であろう。リッジは、禁酒法撤廃後の60年代前半、カリフォルニアのワイン造りが現代化した時代に設立されたワイナリーではあるものの、テクノロジーよりも自然と伝統に重きを置いている。我々のアプローチは正攻法である。すなわち、強い風味をたたえたブドウを探す必要なときしか人手を加えない果実の際立った個性と豊かさをワインへともたらす、といったものだ。

【2010  Ridge – East Bench Zinfandel】
リットン・スプリングスの自社畑に隣接する、単一区画のジンファンデルを100%使用したワイン。若木のブドウを原料としながらも、この品種の魅力と区画の個性をたっぷりと表現する優品。

品種:ジンファンデル 100%

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バローロのパイオニア的生産者、テヌータ・ザナッシ

【2008  Barolo -Tenuta Zanassi】

1864年よりワイン造りを始め、バローロがワインとして世に出たほぼ同時期から造り始めており、バローロのパイオニア的生産者と言われ、現当主のクラウディオ・フェノッキオ氏は5世代目にあたります。2012年10月より、ジャコモ・フェノッキオとは別のプロジェクトとして「テヌータ・ザナッシ」を発売しました。
彼らは全て自社畑からのブドウでワインを造っており、モンフォルテ・ディ・アルバ村のCru Bussiaはバローロ地区の中でも最高のグランクリュの一つと言われています。
昨今の新進バローロ生産者が色素濃く、柔らかいワインを造る為、強制的にフェノール類抽出を可能にするロータリーファーメーター、またバリック(小樽)を使用していますが、彼らは伝統的な長いマセラシオン醗酵と大樽熟成にて、偉大なクリュから一切の化学薬品を使用せずワインを造っています
バローロのパイオニア的な生産者が造る、模範的かつ圧倒的なコストパフォーマンスのバローロです。

品種:ネッビオーロ

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スペイン・ビオワインの革命児、オリヴィエ・リヴィエール

【2011  Rayos Uva -Olivier Riviere】

今となっては幻のDomaine de la Combeの最初の醸造責任者。1978年3月7日パリ郊外のPaissy生まれ。
ワイン造りに興味があり、それも最初からビオディナミに興味があったと明確な目的を持っておりました。1998年から2000年までボルドー・リボンヌでワインの醸造を学び、研修先はボルドーのビオディナミの実践者、Cote de Marmandeを選びました。学校の卒業試験に受かる為、不本意な答えを書かなくてはならなかったと言います。

ボルドーの後に目指したのはやはりブルゴーニュ、ピノノワールやシャルドネの単一品種に興味があったからとの事。そこで就職先に選んだのは、やはりビオディナミといえば天下のLEROY。しかしそこはたった1年で辞めることになりました。其の当時で畑だけで16名のスタッフ、醸造所には10名のスタッフが常駐、非常に理想的だったにも関わらず、です。何故ならそれはBourgogneでChassorneyのワインに出会ったからです。彼のワインを試飲し、あまりに感動しその足でDomaineを訪問、すぐさま働きたい意思を申し出たのは言うまでもありません。2001年の8月の事でした。それから1年間Cossard氏と一緒に働き、そして直ぐにDomaine de la Combeの立ち上げスタッフとして派遣されたのです

そしてDomaine de la Combeを2年勤め、前からの夢、独立を目指して南仏へと旅立ちました。Ponseの醸造を手掛け、まだスペインでは珍しいBIOワインを誕生させ、現地に新風を巻き起こし、そして2006年いよいよ自分100%の力で独立しました。彼の選んだDOCは何と天下のRIOJAです。

リオハは大きく3つの土壌に分けられます。その最上流、リオハ・アルタに位置する樹齢の古い畑1.5haと御縁がありました。通常この場所は土壌のPHが高く、酸が少なく重たいタイプのワインに仕上がりますが、彼の選んだ畑は標高600m、土壌もPHが3.10と理想的な為、酸のしっかりした葡萄が誕生するのです。この地は冬はしっかり寒く、雪も降り、夏は太陽がサンサンと照り輝き、1年中1日の寒暖の差が非常に激しいのです。その地で樹齢50年以上の葡萄から低収量で収穫された葡萄を、何と彼は1つ1つの土壌の個性を重要視する為、大きな発酵タンクで仕込みをしないで、小 樽を利用して発酵します。

品種:テンプラニ―リョ 50%、グラシアーノ 50%

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