ルフレーヴと双璧をなすピュリニー・モンラッシェの名手、エティエンヌ・ソゼ

【2014 Puligny Montrachet – Etienne Sauzet】

ソゼ家はフィロキセラ禍がフランス全土を襲う前、約150年前から葡萄栽培と菜園業を営んでいた旧家。約70年ほど前の1935年頃から、当時としては画期的な「元詰め」を始め、フランス各地の著名レストランを顧客に直売してきたという名実共に今日的ドメーヌの先駆者である。ドメーヌに名を冠する創始者、エティエンヌ・ソゼは1903年生まれ。1925年. 結婚を機に夫人の実家からもたらされたわずか数ヘクタールの相続畑を元にドメーヌを興した。年々畑を拡大し、戦後には12haあまりを所有するようになった。2代目当主のジェラール・ブード氏はディジョン大学で醸造を学んでワイン造りの道に入った。ヴォルネィの名門プース・ドールで働き始めた1974年、ボーヌの醸造学校で知り合ったソゼ氏の孫娘妻、ジャニーヌと結婚。翌年ソゼ氏が死去すると、栄光のソゼを引継いだ。1991年の相続にあたり、ソゼ氏の持ち分が9haに減少すると(減少分はポマールのジャン・マルク・ボワイヨが相続)、ブード氏は不足を補うためネゴシアン業を始めた。契約農家はブード氏の栽培理念に賛同する農家のみ選んでいる。ほとんどを葡萄の状態で購入しており、ドメーヌ内で醸造から出荷までを行なっている。あくまでも12haを所有していた時代の顧客のために行うネゴシアン業であり、品質のためにもこれ以上ネゴシアン業による生産を増やすつもりはないという。

《Puligny Montrachet》
村内の数ヶ所のリューディ及びプルミエ・クリュのデクラッセをアッサンブラージュして醸造。

品種:シャルドネ


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“魔術師”キリアコス・キニコプロスの指導を受け立ち上げたドメーヌ、バシュレ・モノ

【2013 Puligny Montrachet – Bachelet-Monnot】

ドメーヌ・バシュレ=モノは、コート・ド・ボーヌの南、マランジュのデジーズ村にあります。
このドメーヌは、2005年1月、当時20代の若さであったマルクとアレクサンドル兄弟の2人が、“魔術師”キリアコス・キニコプロス(ルフレーヴやペロ=ミノらのコンサルタントも手がける)の指導を受け、祖父や父のワイン造りを引き継ぐという形で設立されました
マルクとアレクサンドルは醸造の学校を卒業した後、フランスや海外でもワイン造りの経験を積んできました。
実績のない若いバシュレ兄弟ですが、友人であるヴァンサン・ダンセールやオリヴィエ・ラミーといった新世代のライジングスター達から大きな刺激と導きを得たことは想像に難くありません。
Bourgogne Aujourd’hui誌やRuvue de Vins de Franceといった現地メディアはもちろん、International Wine Cellar誌といった国際的なワインのメディアで輝かしい称賛を受けたバシュレ兄弟。
かつて“未来を継ぐ新しい造り手”と呼ばれた兄弟は今もなお、高い品質を追求しています。
バシュレ兄弟が本拠を構えるマランジュから、サントネ、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、そしてグラン・クリュとなるバタール・モンラッシェを含む畑は、現在では23ヘクタールの畑を手掛けています。
彼らは畑のもつ力を最大限に生かすことが、より良いワインを造る近道だと確信しています。
日々、土壌に非常に注意深い作業を施し、ぶどうの木を健全に保つよう、見守っています。除草剤は一切使わず、ブドウの根が奥深くまで伸びるように丁寧に手入れをしています
収穫は全て手摘みで行い、その後、空気圧式圧搾機で時間をかけてゆっくり果汁を搾ります。その後、アペラシオンによって新樽の比率を変えながら、12~18ヶ月熟成します
この熟成を経て、ワインはフレッシュ感と複雑性を備えた洗練されたワインとなります。
現在ではブルゴーニュ伝統の228リットル樽からドゥミ=ミュイと呼ばれる350~500リットルの樽の割合を増やし、より緻密で純粋な果実味とテロワールの表現を志しています

品種:シャルドネ


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クルティエからブルゴーニュ自然派の筆頭格へ、ネゴシアン・フレデリック・コサール

【2007  Puligny Montrachet Les Reuchaux – Frederic Cossard】

ボーヌ市から西に6 km、ポマール、オークセイ・デュレスと通り抜けさらに奥へ上ると、目の前に切り立った急崖が 広がる。その崖を目指してさらに進むと標高400mの高台にサン・ロマンの村がある。フレデリック・コサールの拠点はサン・ロマン村で、彼のドメーヌは村から2kmほど離れた麓にあるドメーヌは、裏が丘そして正面に小川が流れる、周囲1km四方に全く民家の見当たらないまるで隠れ家のような場所にあり、そのまわりは電波が一切遮断されていて携帯電話が全くつながらない。(コサールいわく「有害電波を遮断したクリーンな場所をわざわざ選んだ」とのこと) 畑は従来のACサンロマン、ACオークセイ・デュレスに加え、2010年からACポマール、1erクリュ、ACヴォルネイ、ACブルゴーニュ、ACブルゴーニュ・オート・コート、ACアリゴテを新たに所有。平行して、ムルソー、ボーヌ・ロマネ、ピュリニー等ブルゴーニュの厳選された畑から優良なブドウを買い、ネゴシアン・フレデリック・コサールとしてワインを醸造している。気候は半大陸性気候で、冬は寒く夏は暑いが、いわゆる「コート・ドール」と呼ばれる南北100 kmに及ぶ丘陵地帯が過酷な気候から身を守る。土壌の性質、畑の向き、そして気候がそれぞれのクリュによって様々で、ミクロクリマとテロワールが複雑に絡み合う。

現オーナーであるフレデリック・コサールが自らドメーヌ・ド・シャソルネイを立ち上げたのは1996年。当時、ワインとは無縁の酪農の家系で育ったフレデリックは、厳格な父親の影響の下、家業を継ぐためにENIL(国立乳産業学校)で乳醗酵を学ぶ。学校を卒業後、父親の命令で、ボストン近郊にある乳製品会社Bongrainに2年間の研修予定で無理やりアメリカに旅立つも3週間でフェードアウト。その後、家業を継がないことを決めた彼は、父の下を離れ以 前から興味のあったワインの世界に裸一貫で飛び込む。その時、23歳だった彼は、ボーヌとサヴォワの醸造学校でワインを学び、最小限の投資でクルティエの仕事を始める。何も伝のない中、紙と鉛筆と電話と車だけで片っ端からブルゴーニュのドメーヌの門を叩き、粘り強くワインの交渉に当たり次第に顧客の信用を勝ち得るようになる。途中、 ニュイ・サン・ジョルジュのネゴシアンでワインのブレンドを担当しながら10年間クルティエ業を勤める。その間、「ブルゴーニュのワインは全て飲み尽くした」という彼は、自らの理想のワインをつくるために、ドメーヌ立ち上げ を決意する。1996年、彼は義理母(当時)と一緒に念願のドメーヌを立ち上げる2005年、新たにワイン醸造所を建設し、その翌年にネゴシアン・フレデリック・コサールをスタートし現在に至る

現在、コサールは10haの畑を5人で管理している。(繁忙期は季節労働者が数人手伝う。)彼の所有するブドウ品種は、ピノノワール、シャルドネ、アリゴテで、樹齢は若いもので8年。平均樹齢が50年で、古樹になると樹齢が80年に達する。彼の提唱するVin Vivant(活きているワイン)をグランクリュで表現することを目標に、日々探究を続けてきたコサールがついにその夢を実現。2000年から畑のプレパラシオンに病気の耐性を強化するホメオパシーを取り入れ、ブドウの活性化を図る。醸造面でも、粒単位での選果、SO2無添加、ノンフィルター、徹底した温度管理、地中カーヴの増設など、大胆でありながら繊細にして努力家の彼は、良い品質のワインをつくるために支払う代償は全く惜しまない。

【醸造】
醸造方法:赤はスミ・マセラシオン・カルボニック、白はバレルファーマンテーション

赤は、完熟したブドウを収穫後、冷蔵車でカーヴまで運搬。カーヴで2度目の選果を施した後、ブドウは二酸化炭素を充満させた木桶タンクへ房ごと入れる。発酵具合に応じてフラージュ(軽いピジャージュ)もしくはルモンタージュを施す。マセラシオンの期間は5~6週間赤は醗酵中の温度管理なし。(それぞれの持つワインの特徴が失われるため)マセラシオン終了後、フリーランのワインだけ抽出し、新樽もしくは古樽に移し12~15ヶ月の熟成、その後アペラシオンごとにワインを分け、タンク内で1ヶ月くらいワインを落ち着かせる。そして、ポンプを使わず重力を利用して瓶詰めする。(瓶詰め日は月のカレンダー参照)

白は、完熟したブドウを収穫後、冷蔵車でカーヴまで運搬。カーヴで2度目の選果を施した後、そのままブドウを房ごとプヌマティック圧搾機にかけプレスをする。(プレス時間は年やブドウの質によって異なる)いったん圧搾したジュースをタンクに溜めそのまま古樽もしくは新樽へ移し自然発酵。醗酵温度は3~6ヶ月の間12°Cに保つ。醗酵期間は7~8ヶ月。熟成期間は12~14ヶ月。熟成後アペラシオンごとにワインを分け、タンク内で1ヶ月くらいワインを落ち着かせる。そしてポンプを使わず重力を利用して瓶詰めする。(瓶詰め日は月のカレンダー参照)

【ホメオパシー農法】
2000年に友人のフィリップ・セク氏の協力の下、コサールがドメーヌの畑に導入した散布方法。オイディオム、ミル デュ対策のプレパラシオン(調合剤)の一環で、ブドウの葉の成長期に、ベースとなるエッセンシャルオイルとそれ ぞれの区画から抽出したオイディオム、もしくはミルデュの病原菌を培養し希薄化した水溶液をディナミゼ(攪拌) し、それぞれの畑に散布しなおすことによって、ブドウの木の免疫力を高める。

【Puligny Montrachet Les Reuchaux】
ピュリニーの区画はレ・ルショーで、フレッドの大のお気に入り。1983年からビオディナミで管理されていた畑の買いブドウ。畑面積は0.20ha。収量は30hl/ha。1~3年樽を使用。

品種:シャルドネ

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