工業製品ではない、テロワールが鮮明に現れた一瓶を醸すのが使命、エグリ・ウーリエ

【2006 Egly Ouriet – Brut Grand Cru Millesime (2015 Degorgement)】

ピノ・ノワールの聖地アンボネイ村に居を構えるエグリ・ウーリエは、アンボネィ7.8ha、ヴェルズネィ、ブージー、ヴリニーの畑を合計11.5ha所有する。1930年創業の無名ドメーヌが転換期を迎えたのは1990年、フランシス・エグリ氏が4代目当主に就任してからである。就任後すぐに、無農薬に近いアプローチへと栽培方法を変更。有機肥料を用いて手作業ですべての畑の手入れを行い、葡萄の成長の手助けをする。実にきめ細かく管理された畑から収穫された完熟した葡萄は、僅か3〜4.5g/lのドザージュしか必要としない。また、1996年より実験的に始めた新樽発酵は今やドメーヌを代表する醸造方法となった。ブルゴーニュの造り手、ドミニク・ローランから手ほどきを受けた樽使いは、正に「ワイン造り」を目指したもの。カーヴで試行錯誤を繰り返し、優れた特級村のみが持つミネラル、美しい酸、凝縮した果実味と厚みのあるボディがバランスしたシャンパーニュ、すなわち味わいの全ての要素が各々強さを持ちながらも主張しすぎることのないアンボネイのテロワールを最大限に引き出す自身のスタイルを見つけ出した。「成功しても失敗しても必ずその原因を確かめる。私が醸すシャンパーニュは工業製品ではない。私の使命は、人生の数少ないチャンスの中で、いかにアンボネイのテロワールが鮮明に現れた一瓶を醸すかだ。」と、淡々と信念を語るフランシス氏は正にシャンパーニュの求道者である。
《Brut Grand Cru Millesime》
ウーリエの本拠地アンボネイ村を中心に、最高峰のピノ・ノワールが産出されることで有名な特級村ブージイ、特級村ヴェルズネイの葡萄を用いた同家の代表作。60ヶ月以上に及ぶ瓶熟の後にリリースされる。

品種:ピノ・ノワール 70%、シャルドネ 30%


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シャンパーニュ全域で唯一継ぎ木をしていない自根のシャルドネ、タルラン

【2002 Tarlant – La Vigne d’Antan Brut Nature】

1687年にぶどう栽培を始め、 1928年にはいち早く元詰めを開始し現在まで途絶える事なく家族経営にて継承されている歴史あるドメーヌでレコルタン・マニピュランの先駆者として名高いタルラン家。ドメーヌはエペルネからマルヌ河に沿って西へ14kmほど進んだウイィ村の高台に所在し、合計14ha所有する畑はヴァレ・ド・ラ・マルヌ4つの村に跨り、55区画に細分し、土壌別や品種毎などに分けて細やかな醸造を行っている。
栽培は環境保全とテロワール第一の考えを元に厳格なリュット・レゾネを実践し土をしっかりと耕す事により根を地中深く這わせる事に注力。「醸造の70%が圧搾にかかっている」と細心の注意を払いコカール社最新のプレス機を用いて圧搾し、天然酵母発酵を行う。全生産の7割以上がノン・ドゼ、全てのキュヴェがマロラクティック発酵を行わず、発酵・熟成、ヴァン・ド・レゼルヴには樽を多く用いてリリースまでに長い瓶熟成を慣行。

現在栽培醸造の指揮をとるタルラン家12代目で1976年生まれのブノワ・タルランは自然と融合したテロワールを反映したワイン造りを目指し、その才覚と親しみやすい人柄からも、シャンパーニュの次世代を牽引する人物として多くの同業生産者に慕われている。 父親の代に始めたドザージュなしの極辛口シャンパーニュのブリュット・ゼロ、小樽発酵・熟成を導入したキュヴェ・ルイという先鋭的精神を引き継いだブノワは、接ぎ木なしのキュヴェ、ヴィーニュ・ダンタン、ピノ・ムニエ100%のヴィーニュ・ドール、ピノ・ブラン、アルバンヌ、プティ・メリエの古代品種混植キュヴェ、BAM!等、留まることなく果敢に新しい事にチャレンジし続けている現在注目の生産者。


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非常に稀な接木なし自根のピノ・ノワールが植わる村のブラン・ド・ノワール、ニコラ・マイヤール

【2005 Nicolas Maillart – Les Francs de Pied Extra Brut 1er Cru】

栽培農家として1753年からの長い歴史をもっており、代々父から息子に引き継がれて来ました。2003年よりボルドー大学で醸造学を修め、エノログの資格を取得した後に南アフリカ、オレゴン等での修行を終えた9代目の若き当主ニコラ・マイヤールが栽培から醸造まで、全てを取り仕切っており名声を高めています。

モンターニュ・ド・ランスの3つの村に跨る特級、一級畑はマサル選抜による株で平均樹齢30年以上と高く、厳格なリュット・レゾネを実践しています。ピノ・ノワール主体ながらも、重過ぎずドザージュに頼らないナチュラルな味わいは、安定感があり洗練された独特のスタイルに仕上げています。本拠地エキュイユ村に植わる自根のヴィーニュ・フランセーズによる「フラン・ド・ピエ」はシャンパーニュ全体でも4箇所しかないという希少品です

2003年より一新した醸造所はグラヴィティー・フローを取り入れ、区画毎の細やかな発酵・醸造を可能とする温度制御の小型ステンレスタンクおよび228Lの小樽を導入し、よりテロワールに焦点を当てた細やかな仕事ぶりを発揮しています。全生産の約40%を小樽にて醸造しており、ヴァン・ド・レゼルヴを多めに使う事により、味わいに安定感と深みを与えています。新しい醸造施設の屋根にはソーラーパネルを設置しておりワイナリーで使用する80%の電力を太陽光にて賄っています。

《Les Francs de Pied Extra Brut 1er Cru》
シャンパーニュでは非常に稀な接木なし自根のピノ・ノワール(ヴィーニュ・フランセーズ)が植わるエキュイユ村の斜面南向きの砂質土壌を表土に持つ特殊な畑より。豪快さと繊細さを兼ねたピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワール。小樽を使い醸造を行い、バトナージュを行い、ノン・フィルターにて瓶詰め。ノー・マロ。ドザージュ2g/L。

品種:ピノ・ノワール 100%


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