⾰新的に質を追求するメゾン、デュヴァル・ルロワ

1855年、⾮公式で⾏われた最初のシャンパーニュ格付けを⽬にしたシャンパーニュ商⼈アルマン・ルロワは、優れたシャンパーニュ造りにはブドウ栽培から醸造に⾄る⼀貫した品質管理が不可⽋と気づきました。彼はパートナーとなる醸造家を時間をかけて探し、志を同じくするデュヴァル家とともに1859年、コート・デ・ブラン南、ヴェルテュ(Vertus)にデュヴァル=ルロワを設⽴しました。その後、デュヴァル=ルロワ家は各地区にまたがる⽇当たりのよい丘陵地の畑を買い増し続け、6代にわたりメゾンを継承しています。

デュヴァル=ルロワでは、収穫後のブドウを新鮮な状態で圧搾するため、5つの村に16機の圧搾機を設置しています。シャンパーニュ・メゾンとして初めてISO9002を取得し、徹底した品質管理システムを導⼊しました。さらに再⽣可能エネルギーの投資を積極的に⾏い、太陽光電池パネルによる電⼒供給やオフィスや醸造内からの廃棄物を10年以上保証するリサイクル・マネージメントなどを実施しています。

またデュヴァル=ルロワは、すべてのキュベにおいて、ベースとなるワインの清澄に動物性⾷品(カゼイン(⽜乳由来のタンパク質)、ゼラチン、卵⽩など)を⼀切使⽤していません。タンクと樽内でのワインの静置期間を通常よりも数カ⽉間延ばすことで、清澄化を⾏ています。デュヴァル=ルロワでは、消費者の動物性⾷品に対する⾷物アレルギーに対応するため、20年以上に亘ってこうした取り組みを⾏っています。

《有数のグラン・クリュ、プルミエ・クリュの所有者》
デュヴァル=ルロワはグループ企業に属さないシャンパーニュの独⽴メーカーとして、モンターニュ・ド・ランスとコート・デ・ブランに200haのプルミエ・クリュ(⼀級畑)とグラン・クリュ(特級畑)を所有し、とりわけコート・デ・ブランでは、最⼤級のプルミエ・クリュの所有者として知られます。良質なブドウを豊富に供給できるという利点は、NVキュヴェのクオリティの⾼さと安定した質にも⾒てとることができます。 またデュヴァル=ルロワは、ネゴシアン・マニュピュランとしてオーガニック認証の畑を所有する数少ない⽣産者で、最初に有機認証畑のブドウからシャンパーニュをリリースしたメゾンでもあります。

《キーワードは、「⼥性」「繊細さ」「気品」》
1991年、若くして夫に先⽴たれ当主となったキャロルは、⼥性のサンドリーヌ・ロジェット=ジャルダンをシェフ・ド・カーブに迎え⼊れ、⼥性ならではの「繊細さ」と「気品」をキーワードに独⾃のスタイルと個性を追求したシャンパーニュ造りに⼒を注いできました。同社の新しいアイデンティティを創造するものとして造られたプレステージ・キュヴェ「ファム·ド·シャンパーニュ(シャンパーニュの⼥性)」は、今⽇のデュヴァル=ルロワの象徴ともいえるシャンパーニュです。グラン・クリュのブドウを瓶内で⻑期熟成させ、⼒強い個性
を放ちながらも、エレガンスとフェミニンさに満ちた明確なアイデンティティを表現しています。

《ワイン⽂化のスポンサー》
デュヴァル=ルロワは、フランス⽂化の継承として⾼度な技能を持つ職⼈に授与されるM.O.F.(フランス国家最優秀職⼈賞)のソムリエ部⾨、「ヨーロッパ最優秀ソムリエ・コンクール」、フランスの「最優秀若⼿ソムリエ・コンクール」 などのスポンサーとなり、シャンパーニュを通してプロのサービス⼈材の育成に⼒を注いでいます。
⽇本においても、⽇本ソムリエ協会が主催する若⼿ソムリエ育成プログラムのスポンサーとなり、毎年3名の⼊賞者をフランスに招へいしています。

《キャロル・デュヴァル=ルロワ》
キャロル・デュヴァル=ルロワは、シャンパーニュ産業界で最も精⼒的に活躍するCEOの1⼈で、2007年にはレジオンドヌール勲章とレオポルド勲章を受けました。また⼥性として、初めてシャンパーニュ⽣産者団体会⻑に就任しました。2013年には、栽培・醸造・販売など多岐にわたる部⾨における⻑年の環境対策が評価され、フランス「トリビューン」紙の企画「ビジネス・ウーマン・オブ・ザ・イヤー」の「グリーン・ビジネス」部⾨を受賞しています。