フランスの深海が育んだ“海に眠る”シャンパーニュ、ユック・ペール・エ・フィス

フランスのシャンパーニュ地方にある田舎町エペルネ。『ユック・ペール・エ・フィス』は、この町の北西ヴァレ・ド・ラ・マルヌのキュルイ村で、1920年から家族経営で3世代に渡りR.Mシャンパーニュの生産を行っているワインメゾンです。有機栽培で育てられたブドウを使用した“自然派シャンパーニュ“の元祖として知られ、シャンパン愛好家やワイン通から絶大な支持を得ています。

『深海熟成シャンパーニュ』は、アパレルブランド『ナノ・ユニバース』でメンズディレクターに就任し、ハースト婦人画報社の展開するメンズメディア(雑誌『MEN’S CLUB』など)で“ブランド アンバサダー”としても活躍する戸賀敬城とのコラボレーションで生まれたシャンパン。

『深海熟成とは?』
2010年8月、フィンランドの海底に沈んでいた難破船から、168本のスパークリングワインが引き上げられました。製造から180年もの月日を経たそれらのワインは、リコルク(ヴィンテージワインの品質を守るため、コルクを打ち直したり、ワインの状態確認や補充をすること)が行なわれ、その際のテイスティングでは「非常に生き生きとしてフレッシュ」「甘口で、輝く黄金色」「蜂蜜の香りとともに、トーストや農場のような香りがする」等と評価されました。この出来事を機に、深海での熟成が注目されるようになり、研究が進むなかで新たな熟成方法として知られるようになりました。
その後、深海が熟成場所として注目されるようになり、現在ではワインだけでなく、シャンパンや日本酒等の熟成にも応用されています。

深海熟成シャンパーニュは、ブルターニュ地方にあるウェサン島の沖合、約60メートルほどの深さで1年間保存されます。この土地は、海水温度や海上気象条件などが良く、自然のエネルギーを最大に利用できる「カーブ(貯蔵庫)」としても最適。深海熟成に理想的な環境です。

《水圧が生むきめ細かな泡》
海中でワインボトルにかかる水圧は、地上でかかる気圧のおよそ5~6倍。潮の満ち引きで上下する水圧が、シャンパーニュのきめ細かく滑らかな泡を生み出し、優雅で繊細な味わいを楽しめます。

《ワインを熟成させる波のゆらぎ》
水深60m下の繊細でゆっくりとした波の揺れにより、アルコールと水の分子がバランスよく混ざり合い、まろやかな口あたりを実現しています。

《保存に適した深海ワインセラー》
太陽の光が届かない深海はほとんど闇の状態。温度変化が少なく、水温は常に約11~13℃に保たれます。乾燥もなく、ワインの保存に適した環境になっています