トロのポテンシャルを存分に引き出すスペインワイン、ヌマンシア

近年のスペインワインは、プリオラートから始まった「モダンスパニッシュ」と呼ばれるように、今までの重鈍なワインから、エレガントなワインに変貌してきています。そんな時勢の流れのなか、トロのポテンシャルに驚いたマルコス・エグレンは1998年に“ボデガ ヌマンシア テルメス”を設立しました。

ワイナリーの名称は、ヌマンシアという町の名に由来しています。このヌマンシアという町は、古代ローマ軍小スキピオ将軍による侵略を受け、その武力に激しく抵抗しました。後に包囲・兵糧攻めにあった住民達は降伏よりもむしろ自ら死を選び、その高潔な姿は英雄として讃えられました。近世スペインの作家で『ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ』の著者として有名なミゲル・デ・セルバンテスも戯曲を書いています。

話を戻ってワインは、長寿のブドウ樹より厳選して手摘みされたティンタ・デ・トロ100%で造られています。1998年にファーストヴィンテージをリリースして以来、世界的に高い評価を得ています。「安定した上質なワインを安価で市場に提供したい」というシンプルな想いから「エストラテゴ レアル」というリオハのブランドもワインをリリースしています。