2003 ジュヴレ・シャンベルタン・1級・レ・フォントニー ジョゼフ・ロティ

【2003 Gevrey Chambertin 1er Cru Les Fontenys – Joseph Roty】

畑はリュショットやマジと道を挟んで隣接している。僅か0.4haの区画は周りに高い壁があり、熱が溜まりやすく、程よく熟度が高いブドウを産する。40年〜80年の樹齢から2500本程度生産。

>> ジョゼフ・ロティについて


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現代ワイン醸造の前駆者として才能を発揮した偉大な人物のドメーヌ、ジョゼフ・ロティ

ジュヴレ名門ドメーヌ。家名として1610年まで、ドメーヌとして1817年まで遡ります。歴史あるだけに多くの古木を有しこれだけで遺産的価値です。それに甘んじる事無く畑作業を重視し、摘葉や摘果を細かく行う等、多くの時間を割いています。

先々代のジョセフ・ロティは、80年代から90年代にかけての現代ワイン醸造の前駆者として才能を発揮した偉大な人物です。特にピノ・ノワールは、クロ・ドュ・フォントニ―、シャルム・シャンベルタンなどの素晴らしいジブレイのテロワールを見事に表現した奇跡的とも言える最高のワインを造り出し、ワインジャーナリストや批評家をはじめとする関係者から絶賛されました。

その一方で、極端なジャーナリスト嫌いとして知られていたジョセフ・ロティ。レミングトン・ノーマンが「The Great Domaines of Burgundy」というブルゴーニュの偉大なドメーヌについて書いた記事の中で、ジョセフ・ロティが彼の所有している畑の面積などについてのインタヴィーをすべて拒否した、というエピソードを記しています。彼曰く、「誰にも私の妻の年齢や、私の畑の面積を教えたりはしたくない。ワインの輸入業者は、私が億万長者だと思うだろうし、ワインがない理由は何か、と考えたりするに違いないから。」

そのためジョセフ・ロティのドメーヌについて、畑の面積、年間生産本数など、ほとんど知られていませんでした。彼のワインについて知りたければ、そのワインを飲むのが一番、というわけです。代が変わった今でも、自社のホームページもなく、多くを語ろうとはしないという特徴が受け継がれています。

厳格なリュット・レゾネで収穫は全て手作業。醸造法は伝統的なスタイル。上面開放タンクで温度管理を徹底し、手でピジャージュします。発酵は約3週間。最上のトロンセとヴォージュ産の樽を使用します。樽熟約18ヶ月。グラン・クリュを除き通常50%新樽使用、残りは1年樽使用。非清澄、非濾過。ドメーヌ・ロマネ・コンティと同じ選別機やプレス機等を導入し、より凝縮されたピュアな味わいを表現できるようになり、近年さらに評価を高めました。

驚くべきポテンシャルと複雑味溢れる香り、洗練され、しなやかさと力強さとを見事に調和させています。多くのワインジャーナリストが大変高い評価をしています。2015年10月、若くして急逝したフィリップ・ロティ氏の跡を継いだのは、弟のピエール・ジャン・ロティ氏。ドメーヌとして彼で12代目となります。フィリップはここ数年病に伏していた為、実質的には彼がドメーヌを任されておりその名声を高めていました。正式な後継者となった今、父と兄の意思を継ぎ、さらなる発展の為に意欲を燃やしています。