誉れ高きオスピス・ド・ボーヌ「コルトン・キュヴェ・ドクトール・ペスト」の責任者、ミッシェル・ヴォアリック

ミッシェル・ヴォアリックが、本格的な醸造家であるのは疑うべくもない。醸造所はアロス・コルトンの静かで素敵なオテル・クラリオンのすぐ隣に位置するが、ブルゴーニュでも最も湿度が高く冷涼である。ワインは非常に伝統的な醸造法による。除梗ははせず、新樽は用いず(ヴォアリックは新樽の使用には真向から反対)、濾過もしない。赤は熟成速度が極めて遅く、アロース・コルトンで造られるワインの中でもっとも骨格がしっかりしていて、通常飲み頃までたっぷり5~7年は必要。さらに10~15年またはそれ以上の保存が可能。

このドメーヌは12.7haの畑を所有するが、高品質の鍵は1ha当たり25~35ヘクトリットルに収量を抑える。ロマネ・サン・ヴィヴァン0.5ha(※)を含む、いくつかの出色の畑を所有する。ロマネ・サン・ヴィヴァンは本来このドメーヌ最高のワインを生むべき畑であるが、実際にはコルトン・クロ・デュ・ロワ(古木からなる0.5ha)、コルトン・レ・ブレッサンド(安定して豪壮かつ肉付きの良い、深みのあるワインを生み出す。0.4ha)コルトン・レ・ランゲット(熟成してピークに達するまでに10年かかることも多い。1.4ha)らにトップの座を譲る。

それに加えヴォアリックには極少量ながら、並外れたコルトン・シャルルマーニュも生産。ただし店頭ではお目にかからなくて、それもそのはず、ほとんどが特定個人顧客に直行する。その他、良質のペルナン・ヴェルジュレスとアロス・コルトンもある。

初代ピエール・ヴォアリックがオスピス・ド・ボーヌの誉れ高き 「コルトン・キュヴェ・ドクトール・ペスト」 の責任者となり、この報酬でアロース・コルトンに区画を購入して移住。 ピエールの息子ミシェルが1946年にドメーヌとオスピスの職を引き継ぎ、コルトン・クロ・デュ・ロワなどを所得してドメーヌを拡大。ミシェルの息子ジャン・マルクが現在ドメーヌを取り仕切っています。
(※現在ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑は所有していない)

1999 コルトン・クロ・デュ・ロワ ミッシェル・ヴォアリック

【1999 Corton Clos Du Roi – Michel Voarick】

RenardesとPerriêresの間に位置する最も栄光に輝くグランクリュ畑です。非常に力強く、味わいも深く、同時に官能的で骨格もしっかりとしています。
石灰質土壌、生産量僅か1,200本。

>> ミッシェル・ヴォアリックについて


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