ル・メニル・シュル・オジェより、レコルタンの王者が降臨、ロベール・シャルルマーニュ

ル・メニル・シュル・オジェ村に所在するRM「ロベール・シャルルマーニュ」が生み出すブラン・ド・ブランが、現代シャンパンの頂点のひとつであることに疑いの余地はありません。 名前を聞かないのは、2000人を超えるヨーロッパ中のシャンパン愛好家からの予約注文で常に完売状態であるため、輸出できる量がほとんどなく、ましてワインメディアに出品するはずもないためです。ちなみに、他の多くのRMと比べて特に生産量が少ないわけでもありません。

月曜日から土曜日まで畑仕事に没頭する醸造家ディディエ・ドラヴィエは、早2000年、他に大きく先んじてリュット・アンテグレ栽培を開始しました。伝統的な垂直式木製プレス機を愛用し、流行や「便利な技術」に背を向け、「原理」を貫き通す醸造を徹底。「毎年、昨年よりも少しでも品質の高いものを造りたいのです!」と、目を逸らせられないような真剣な眼差しで話す彼こそ、「求道者」の名にふさわしいと思います。

「僕の畑はメニルとオジェがちょうど半分ずつ。すべてのキュヴェはこの比率通りに50/50でブレンドしており、これが僕のシャンパンの個性にもなっています。ル・メニル・シュル・オジェ産のシャンパンは、はっきりとしたグレープフルーツの風味が特徴で、また、ビン熟成によってブリオッシュのような香味が顕著に出てきます。オジェ産はコート・デ・ブランで最も繊細で、スワロフスキーのように美しくみずみずしい口当たりが特徴です。この2つは隣村同士ですし、ブレンドの相性が良いのかもしれませんね」。