バロッサ、伝統の継承者フィル・レーマン氏渾身のブランド、セント・ジョンズ・ロード

《バロッサの伝統を伝える注目の作り手》
父は豪州で一大ブランドを築いたピーター・レーマン氏。
伝統と才能を受け継いだ若き天才醸造家が、バロッサの多彩なテロワールを表現した魂のワインを生み出した。

豊かなフレーバーとエレガンスを兼ね備えたバロッサの神髄を表現するようなワインを目指し、2001年にマーティ&ヴィヴィアン・ローリンソン夫妻によって設立。醸造家には2013年よりナパや南ア、フランスで修行し、地元でヤルンバやピーター・レーマンで10年修行をした鬼才フィル・レーマン氏を起用。オーストラリアが世界に誇るワイン産地バロッサの多彩なテロワールを知り尽くした醸造家が高い評価のワインをうみだしています。

《偉大な血統を引き継ぐ若き醸造家》
オーストラリアを代表するワインメーカーの一人であるピーター・レーマン氏の末っ子として生まれたフィル・レーマン氏。あえてワイン業界ではない道に進み、アデレード大学でエンジニアの優等学位を取得。その間、両親の所有するピーター・レーマン・ワインズで何度かの収穫作業の手伝いを行っていました。そして、これらの経験を通し、ワイン造りへのパッションは高まり、生まれた時からいつも見てきたワイン造りの道に乗り出すことになります。

まず、ナパやステレンボッシュ、ブルゴーニュで2年間就業にでました。そして経験を積むことで、徐々にワインが単なる飲み物や仕事としてではなく、豊かな人生を紡ぐタペストリーの一部だと考えるようになりました。その土地の季節や文化、人々の想い、歴史を彩り、最終的には人生を豊かにするものだと。
オーストラリアに戻った彼は、ワイン醸造に関する一通りの勉強を終え、アデレード大学でワイン醸造学の学位を取得します。
その後10年にわたってオーストラリアのヤルンバ、そしてピーター・レーマン・ワインズやトイスナー・ワインズでワインメーカーとしてキャリアを積んできました。
そして満を持して2013年、セント・ジョンズ・ロードのシニア・ワインメーカーとして参加し、バロッサの類まれなるテロワールに向き合いワイン造りを行っています。

セント・ジョンズ・ロードのエステート畑(Resurrection Vineyard)はバロッサのサブ・ディストリクトである銘醸地エベンザールにあります。この地はフィル・レーマンが魂のこもった力強い赤ワインをうみだすと長らく信じてきた場所です。20haの畑にはシラーズが約90%栽培され、その他にグルナッシュの古木や、最近ではサンジョヴェーゼ、ネッビオーロ、バルベーラなどが植えられてきました。

土壌は砂質と石灰の混ざった粘土ローム質から成ります。この畑のユニークさはその卓越した多様性です。樹齢、土壌の深さ、畑の向きなどの様々な特異性はフィル・レーマンを魅了しました。畑の最も高い標高は324mで、土壌は浅くて石が多く転がっています。低収量に抑えられた区画からは力強い果実味がワインに与えられます。他にもワイナリーが所有する最古のシラーズの古木が植えられている区画には、粘土質の土壌が深く根を張ります。これらの古木は大恐慌直前の1930年代に植樹されました。フィル・レーマンはこれらの古木を「敬うべき年長者」として大切に保存してきました。

また、この南西に面した丘陵地帯に広がる区画は理想的な日照量を享受し、これらは霜害からブドウ樹を守り、果実の成熟を促進させます。これらの様々な要素が重なり、バロッサの中でも類まれなテロワールが形作られるのです。エベンザールの畑以外にも、フィル・レーマンと栽培責任者のウォーリック・マレーは、代々バロッサの畑を受け継いできた近隣の栽培農家と共に、丁寧に畑の管理に取り組んできました。そしてバロッサ内の異なる土地に育まれたミクロクリマはワインに複雑味を与え、土地の多様性を表現しています。

《ラベルに写真が使われるピクチャー・シリーズ》
このピクチャー・シリーズは、バロッサの多様性を表現したシリーズです。

バロッサ内の複数のサブ・リージョンに畑をもつ、長年ブドウ栽培に携わってきた農家からブドウを調達しています。エレガントで骨格の引き締まったエデン・ヴァレーや、力強い果実味をもつエベンザールやストーンウェルなど、バロッサは非常に多彩な土地で、それぞれのワインがその特徴を表現しています。

各ワインボトルを彩るラベルの写真は、バロッサの歴史的な遺産を象徴するだけでなく、それぞれのワインの個性を映し出すものでもあります。