世界の注目と熱狂を集めたカリフォルニアのプレミアムワイン、オーパス・ワン

【2013 Opus One】

オーパス・ワンは2人の男たちが夢見た物語です。その男たちとは、いうまでもなくボルドーメドック格付け第一級、シャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵と、カリフォルニアワイン界の重鎮、ロバート・モンダヴィ氏。彼らが「オーパス・ワン」と名付けたジョイント・ベンチャーは、1979年に初めてワインをリリースし、1991年にワイナリーをオープン。以来、世界の注目と熱狂を集め、カリフォルニアワイン業界を牽引してきた、世界屈指のプレミアムワインです。

1960年代、フランスおよび世界のワイン市場でカリフォルニアワインがほとんど流通していなかった時代、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵は自ら、カリフォルニアを訪れ、その気候に感銘を受けました。カルフォルニアではボルドーにおけるグレートヴィンテージの条件である、乾燥し日照も充分である気候が毎年繰り返されるというのです。そこで、即カリフォルニアでのワイン造りを決意します。一方のロバート・モンダヴィ氏は、カリフォルニアの中でも群を抜く優良地帯、ナパヴァレーで1966年に自身の名のワイナリーを設立していました。

年齢も、言語も、文化も全く対照的な2人が出会ったことは、まさに奇跡的な出来事。彼らがともにワイン造りを行うにあたって定めたコンセプトは、『ボルドーの伝統的ワインメイキングを尊重し、カリフォルニアの豊穣なテロワールを活かし、唯一の最高品質のワインを造る』ということ。オーパス・ワンとは、クラシックの「作品番号1」の意味で、英語仏語でともにわかりやすい名前を、と考案され、 『一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディのようなものだ』 という思いが込められています。

オーパス・ワンは当初無名に近いワインでしたが、2人の巨匠が造るという前評判だけで、1981年開催されたカリフォルニアのワインオークションにおいて、1979年ヴィンテージが1本2,000ドル以上の高値で落札され話題を呼びます。その後徐々に世界市場で認められてきました。それは同時にカリフォルニアワイン発展の歴史でもあり、オーパス・ワンの存在こそが、カリフォルニアワインの知名度と信頼を高めていったことは間違いありません。1991年には非常に豪華なワイナリーが完成。これは「ワイナリーの設備をしっかり構えることこそが、ワイナリーの品格である」というバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵たっての希望によるもので、さすがボルドーの名門シャトーを守り、盛りたてた男爵ならではのこだわりが反映されています。ワインの誕生から実に30年以上たった今でも、そのコンセプトは脈々と受け継がれ、いまなお世界のワインラヴァーを魅了し続けています。

《オーパス・スタイル》
実はオーパス・ワンの歴代のヴィンテージを味わうと、そのスタイルに微妙な変化が見られます初ヴィンテージ以降、ややボルドースタイルに近かったスタイルが、1985年から、よりカリフォルニアのニュアンスも加わるようになりました。また、2005年以降は力強さが全面に出るのではなく、ピュアな印象やエレガントな後味が際立つようにスタイルを変えてきています。現在、醸造責任者を務める、マイケル・シラーチ氏は2001年からオーパス・ワンに関わっています。彼は、オーパス・ワンを任されるにあたり、初ヴィンテージから最新ヴィンテージまで全てのオーパス・ワンをテイスティングし、そのスタイルを徹底的に分析しました。そして、オーパス・ワンならではのスタイルを守り、さらに磨きをかけるため、ナイト・ハーヴェストや有機栽培、ビオ・ディナミにも取り組んできたのです。 2004年以前のオーパス・ワンをお飲みになったことがある方なら、いま最新ヴィンテージのワインを味わうと、意外な発見があるはずです。どのヴィンテージもオーパス・スタイルであり、30年以上に渡り、「最高の品質を追求する」という目的を追求し、様々な革新が行われてきた結果、独自のオーパス・スタイルを維持しながらも、より進化を遂げ、最高のオーパス・ワンが生まれています。

《最高品質の追求》
オーパス・ワンの自社畑はナパヴァレーのオークヴィル地区にあります。4か所に分散する計68ヘクタールの畑には、伝統的なボルドー品種である、カベルネ・ソーヴィニヨンをはじめ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、メルロ-、マルベックの5種のブドウが栽培されています。 実は、1979年の時点では、ワイナリーはなく、ロバート・モンダヴィのワイナリー設備を借りて、醸造されたといいます。その後、1991年に完成したワイナリーは、まずその個性的な外観に目を奪われます。 宇宙船のようと言われる建築の内部はワインメイキングの最新技術を完備した堂々たる施設。収穫されてきたブドウが重力だけで地下のタンクまで落ちていく、自然の力だけでブドウと果汁を扱う構造が基本となっています。新樽が並ぶ熟成用セラーも圧巻です。約1,000個の樽が並ぶ地下のメインセラー、グラン・シェでは、熟成1年目のワインがフレンチオークの新樽の中で熟成されています。

広大な面積の畑のうち、毎年畑に使用するのは約70%程。残りの畑は畑を休ませたり植え替えなど、常に手が加えられています。オーパス・ワンのブドウ畑はカリフォルニアの一般的な畑に比べて5~6 倍の密度で植樹されています。栽培密度が高いことによって、ブドウの樹の根は地中で競い合うように強く根を張り、小粒で果汁に対して果皮の比率が高い、より風味とアロマが凝縮したブドウを収穫できるのです。
そしてオーパス・ワンでは毎年ナイト・ハーヴェストを実施。それは温暖なカリフォルニアでは特に有効な手段であり、夜間の涼しい時間帯はブドウの果実の糖度が抑えられ、最高のコンディションの果実を収穫できます。暑い日中に収穫すると、糖度が高すぎ、全体のバランスを崩してしまうのです。手摘みで収穫されたブドウは最大容量16キロの小さな箱に入れられてワイナリーへ搬入。特製のマシンによって優しい動作で100%除茎を行い、さらに未熟や腐敗のある果実を一粒ずつ、オプテイカルマシンで選別します。選別と除梗の作業は、発酵タンクのすぐ真上に位置するワイナリー中二階で行われます。ここから下に落ちる自然の重力だけでブドウをタンクの中に移します。色と風味の抽出を最大限に得るために、アルコール発酵と長期醸しは温度調節つきステンレス製タンクで行われます。

平均20日前後のスキンコンタクトをゆっくりと行った後、フリーランとプレスワインに分け、それぞれ樽熟成に入ります。驚くべきことにこの工程に至るまで、全部で30を超える畑の区画ごとに別々に管理され、一次発酵中は一日一度、39キュヴェを全てテイスティングします。そうすることでそれぞれのワインの出来と、トラブルがないかをきめ細やかにチェックすることが出来るのです。100%フレンチオークの新樽で約18カ月の熟成を経て、最終的なブレンドで瓶詰め、さらに18カ月程度の熟成を経てリリースされます。

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロ、プティ・ヴェルド、マルベック


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プロフェッショナル集団による“ニュー・スパニッシュ”、アルティーガ・フステル

【 2013 Joya del Rio Toro Crianza – Artiga Fustel 】

美食の都ニューヨークの高級レストラン「オレオール」でチーフ・ソムリエを努めたスペイン人、マルティー・ケール氏が、「飲む人のニーズに合ったリーズナブルで高品質なワイン造り」を目指して2002年に設立したワイナリー。スペイン国内の優れた造り手と協力して、伝統を活かしながら新しいアプローチを取り入れたワイン造りを行っています。

ニューヨークの高級レストラン「オレオール」でチーフ・ソムリエを努めたマルティ・ケール氏。プロとして経験を積むなかで、「スペインの良さを最大に引き出した、飲む人のためのワインを造りたい」と思うようになります。2002年、スペインのビリャフランカ・デ・ペネデスに戻ったケール氏は志を同じくする若いスタッフと「アルティーガ・フステル」を立ち上げます。生産からデザインまで顧客の声を聞きながら、クオリティに一切妥協のないコストパフォーマンスに優れたワインを造りだしています

90年代のバックヴィンテージからテーブルワインまで幅広いラインナップを誇るアルティーガ・フステルに共通しているのは、飲みやすくかつ確かな品質、そしてなんといってもリーズナブル!プロの厳しい目線で選ばれたワインは、どれも納得のクオリティ。スペインらしさが感じられる品種やスタイルも楽しみのひとつです。

《Joya del Rio Toro Crianza》
標高750メートルの高地の畑モラレス・デ・トロで育まれるティンタ・デ・トロ(テンプラニーリョ)の古木によるクリアンサ。

醗酵:ステンレス・タンク、コンクリートタンクにてマロ・ラクティック醗酵
熟成:オーク樽熟成6カ月(新樽比率20%、フレンチオーク、アメリカンオーク、225L)
品種:ティンタ・デ・トロ 100%


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ミシェル・コラン・ドレジェの後継ドメーヌ、フィリップ・コラン

【2014 Chassagne Montrachet Blanc – Philippe Colin】

ドメーヌ・ミシェル・コラン・ドレジェのミシェル・コランが2003年に引退し、ふたりの息子、フィリップとブリュノはそれぞれ独立
長男のフィリップは父ミシェルの新しい醸造施設を引き継ぎ、醸造家のジェラルディーヌ・ゴデを右腕としてブドウ栽培とワイン醸造に従事している

フィリップが所有するブドウ畑は9ha程度だが、これに加え、2.5ha分ほどのワインをネゴスとして生産。
アペラシオンは当然、お膝元のシャサーニュ・モンラッシェが中心で、ショーメ、シュヌヴォット、ヴェルジェ、モルジョなどの1級畑を所有。
サントーバンやサントネイ、マランジュにも畑をもつ。

ただし、このドメーヌでもっともきらびやかに光り輝くのは、ピュリニー・モンラッシェにあるふたつのクリマ、特級シュヴァリエ・モンラッシェと1級ドゥモワゼルだ。
シュヴァリエ・モンラッシェは一族の所有面積が計0.30haあり、このうち0.07haはいまだミシェルがワイン造りをしているが、残り0.23ha分をフィリップが栽培、醸造している

ドゥモワゼルはカイユレの南端に位置する0.6haのクリマで、小道を挟み向こうはモンラッシェ
所有者は3軒しかなく(ほか2軒はギィ・アミオとミシェル・コランの従兄弟のベルナール・コランだったが、後者は2007年にミシェル・ピカールに畑を売却)、フィリップ・コランが所有するのはこのうちの0.1ha。
年にわずか2樽しか出来ない、幻のワインである

白ワインの醸造は、アルコール発酵をステンレスタンクで始め、半分くらいまで発酵が進んだところでオーク樽に移す
気温の低いシャブリでよく見られる手法だ。
熟成期間は12〜15ヶ月。近年は228Lのブルゴーニュ樽のみではなく、400〜500Lの中樽も使い、樽香に支配されるのを避ける傾向にある。パワフルさよりもむしろエレガントなスタイル。

シャサーニュの造り手なので赤ワインの生産量も多く、こちらは柔らかな果実味とともにしっかりとした骨格が感じられるタイプである。

品種:シャルドネ


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