ミシェルからフレデリックへと受け継がれたの生真面目なワイン造り、ミシェル・マニャン

【2003 Chambolle Musigny Les Fremieres – Michel Magnien】

協同組合に下ろしていた父ベルナールのもとで働いていたミッシェルは、1967年に独立し、その後、シャンボール1er cruの畑を購入したの を機に、1991年までの間に10以上のAOCを取得しました。また、父が所有している4ha を、彼の引退時の1988年にミッシェルにフェルマー ジュとして賃貸契約を結びました。ブドウ栽培者五代目としてフレデリック・マニャンはモレに生まれ、モレで育ち、小さいころから畑で育ち、 モレサンドニを知り尽くした男が、井の中の蛙から飛び出し、外からブルゴーニュを見ることにより更なるブルゴーニュの発展に貢献すべく フランスを飛び出し経験を積みました。 ミシェルは言います。修行から戻ってきたフレデリックはまったく違ったビジョンを持ちとても頼もしく見えたのであっさりDomaineの醸造を任 せました。1993年からの17年の間素晴らしい進歩を遂げ、選果台の導入や除草剤の廃止、近年では有機栽培に力を入れ、葡萄にかけ る情熱と経験、感性から作られるエレガントで力強いワインは、世界のメディアから注目され賞賛されています。フレデリックにはとても満足 しています。ただ私の趣味は畑仕事でこればかりはまだまだ私が続けたい ! と今日もトラクターにまたがり畑へと向かっていきます。


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2008 ジュヴレイ・シャンベルタン・1級・クロ・サン・ジャック アルマン・ルソー

【2008 Armand Rousseau – Gevrey Chambertin 1er Cru Clos Saint Jacques】

ルソーのクロ・サン・ジャックは最も南側にあり、コンブ(小さな谷)の影響を受けやすい。フレッシュなラズベリーやブルーベリー。焼き栗のような香ばしいニュアンス。凝縮感があり、果実味は豊か。緻密なタンニンが骨格をつくる。ミケランジェロのダビデ像のように無駄のない筋肉美。

>> アルマン・ルソーについて


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伝統による裏付けと独創精神により進歩を続ける老舗レコルタン、タルラン

1687年にぶどう栽培を始め、 1928年にはいち早く元詰めを開始し現在まで途絶える事なく家族経営にて継承されている歴史あるドメーヌでレコルタン・マニピュランの先駆者として名高いタルラン家。ドメーヌはエペルネからマルヌ河に沿って西へ14kmほど進んだウイィ村の高台に所在し、合計14ha所有する畑はヴァレ・ド・ラ・マルヌ4つの村に跨り、55区画に細分し、土壌別や品種毎などに分けて細やかな醸造を行っている。

栽培は環境保全とテロワール第一の考えを元に厳格なリュット・レゾネを実践し土をしっかりと耕す事により根を地中深く這わせる事に注力。「醸造の70%が圧搾にかかっている」と細心の注意を払いコカール社最新のプレス機を用いて圧搾し、天然酵母発酵を行う。全生産の7割以上がノン・ドゼ、全てのキュヴェがマロラクティック発酵を行わず、発酵・熟成、ヴァン・ド・レゼルヴには樽を多く用いてリリースまでに長い瓶熟成を慣行。

現在栽培醸造の指揮をとるタルラン家12代目で1976年生まれのブノワ・タルランは自然と融合したテロワールを反映したワイン造りを目指し、その才覚と親しみやすい人柄からも、シャンパーニュの次世代を牽引する人物として多くの同業生産者に慕われている。 父親の代に始めたドザージュなしの極辛口シャンパーニュのブリュット・ゼロ、小樽発酵・熟成を導入したキュヴェ・ルイという先鋭的精神を引き継いだブノワは、接ぎ木なしのキュヴェ、ヴィーニュ・ダンタン、ピノ・ムニエ100%のヴィーニュ・ドール、ピノ・ブラン、アルバンヌ、プティ・メリエの古代品種混植キュヴェ、BAM!等、留まることなく果敢に新しい事にチャレンジし続けている現在注目の生産者。

バルクワイン購入のリクエストが引きも切らない元樽職人、ルイ・フルーロ

【2013 Vosne Romanee – Louis Fleurot】

もともと樽職人だったルイ・フルーロさんが、1975年から徐々に畑を買い足し、1993年にニュイ・サン・ジョルジュ村に設立したドメーヌです。1998年に甥のドニ・バザールが継承。ぶどう栽培に精通する彼は、ファビエンヌ・ボニーの栽培の先生でもあります。
「完熟した健康なぶどうが、自然に美味しいワインになります。根を地中深くに伸ばすため、化学肥料や農薬の使用は極力抑えるべきですが、かといって完全無農薬が一概に良いかというと、それは疑問です。少なくともブルゴーニュでは、無農薬栽培されているぶどうにカビが生えているものが多く、ぶどうが可哀そうで可哀そうで・・・」。
自然に対する彼の深い洞察は、その半自給自足的なライフスタイルに立脚しています。野菜を家庭菜園でまかなっているのはもちろんのこと、ウサギ、鶏、ハト、そして・・・豚(自分でソーセージをつくります)まで、ドメーヌを訪問すると、その動物の数に驚かされます。ちなみに趣味は、「釣り」。また、叔父のルイ・フルーロ翁(2012年現在75歳)が壮健だった2010年までは、翁自身が森に入って木を選び、切って乾燥させ、年間20樽の新樽を作ってこのドメーヌで使用していました。
「叔父は長年、AOCニュイ・サン・ジョルジュの「レ・ザルジラ」にトマトを植えていて、「ここのトマトが甘くてうまいっ」とか言ってましたが、それはさすがにぶどうに植え替えさせてもらいました(笑)。ちなみにこの畑はカラスがぶどうをたくさん食べてくれるので、グリーンハーベストをする必要はありません。」
そんなドニ・バザールが造るワインは、ぶどう本来の滋味旨味がしみじみと感じられ、笑うと目が線になる彼の笑顔のように、優しく、癒される味わいです。「ブシャール・ペール・エ・フィス」などの名門メゾンから、「オーレリアン・ヴェルデ」といった気鋭の新世代まで、バルクワイン購入のリクエストが引きも切らないのもよく分かります。

《Vosne Romanee》
Aux Ormes、Les Chalindinsの2区画合計で0.12ha。平均樹齢45年のVV。新樽率30%で18ヶ月間の樽熟成。


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畑の個性を引き出す栽培方法を研究し、斬新な醸造法を次々と取り入れる一風変わったレコルタン、ジャン・マルク・セレック

独自の醸造法を極め、衝撃的な個性をもってRM(レコルタン・マニピュラン)の存在感を世に示した、アンセルム・セロスやフランシス・エグリら「第一世代」。柔軟な発想によってテロワール表現の可能性を追求し、繚乱の「RMワールド」を花咲かせた、ダヴィッド・レクラパールら「第二世代」。
そして最近メディアへの登場が増えてきた「第三世代」の造り手たちは、前世代の求道者たちの偉業に真摯に学びながら、その視線は、「飲んでいかに美味しいか」という原点に、じっと注がれているように感じられます。
創業以来のパートナーで、そのクリエイティビティにおいて第二世代を代表するひとりであるシリル・ジャニソンが、「将来、トップクラスのシャンパンの造り手になるから、絶対行ってみた方がいい」と紹介してくれたジャン・マルク・セレックは、第三世代の筆頭格。実際に彼を訪れ、試飲して感じたのは、トップクラス・・・。
1969年、エペルネ市の南、ピエリー村に設立されたこのRMは、ピノ・ムニエを白眉とする同村の他、ピノ・ノワールの聖地アイの衛星村ディジー、コート・デ・ブランのグラン・クリュを時に凌駕するとさえいわれる傑出したシャルドネの産地ヴェルテュスの、各プルミエ・クリュ村を中心に、12.5ヘクタールの畑を所有しています。1974年に当主となった2代目のリシャール・セレックの下で順調に発展を遂げ、2008年、息子のジャン・マルクが継承したことで、新たなステージを迎えました。
ジャン・マルクは、それまでのリュット・レゾネ栽培からビオロジー栽培への切り替えを行う一方、一部の区画で馬による耕作を開始。また、父と共に2004年に導入した小樽による発酵・熟成の研究を深めたり、最新式の卵型コンクリート製タンク「ウフ・ノンブロ」を導入したりすることで、「泡はよりきめ細かくなり、味わいはより複雑に、余韻は何倍も長くなりました」。
「スイスの腕時計は華麗で優雅ですが、中の機械は、精緻を極めた職人技の集合体です。官能的で美味しいシャンパンを造るためには、栽培・醸造におけるひとつひとつの仕事すべてを、ミクロン単位でトゥールビヨンを作るように、精密に、正確に行わなければなりません」。
「シャンパンが合うべき料理に、完璧に合うシャンパンを造ることを目指しています」(以上、ジャン・マルク・セレック)。
「セレック」のシャンパンは、まずその泡の質感と、みずみずしいアロマに驚かされます。口当たりはやわらかく、甘みや酸味、樽熟成させたシャルドネの香味、ミネラルの旨味などが絶妙に溶け合わさって、しっとりと口の中に広がります。ジャン・マルクが言うように余韻の長さも心に残るもので、絶品と呼べる水準に達していると思います。