ブルネッロの魅力を理想的なバランスで表現、ヴァル・ディ・スーガ

1969年にアルド・モーロ氏がビジネスを立ち上げるために、モンタルチーノの北側に農業用地を購入したことから、ヴァル・ディ・スーガの歴史は始まります。当時は飼料を生産するために、この土地が使用されていましたが、徐々にブドウ畑に転換。以降畑の所有者が何度も変わりながらも、1982年から自社でワイン造りが行われるようになりました。

造り手の絶え間ない努力の結果、2000年代にはブルネッロ・ディ・モンタルチーノをはじめとした数々のキュヴェが、著名なワイン評価誌であるワイン・アドヴォケイト誌において90点以上の高得点を獲得。最近では彼らが手掛ける単一畑キュヴェ、ヴィーニャ・スプンターリの2015年ヴィンテージが、著名なワイン専門サイトのひとつ、ヴィノスにおいて95点を獲得し、「近年で味わったなかでも最高レベルのブルネッロのひとつである。」と言わしめるほど、その実力の高さが認められるようになりました。
現在はアマローネの造り手として名をはせるベルターニ社の傘下となり、更なる品質向上を遂げています。

ヴァル・ディ・スーガは、モンタルチーノのなかでも歴史のある3つのエリアに畑を所有し、サンジョベーゼ・グロッソを栽培しています。同じモンタルチーノのエリアのなかでも、それぞれ個性豊かなテロワールを持っているのが特徴です。穏やかな気候で粘土質土壌を持つデル・ラーゴという畑からは、バランスの良さ、30kmほど離れた海の影響を受けるスプンターリという畑からは、豊かなアロマとしっかりとしたストラクチャー、堆積物や粘土、砂岩、石灰岩など様々な土壌を備えているポッジョ・アル・グランキオという畑からは、フルーティで酸度が高く、ミネラリーなワインが生み出されています。

こちらのブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、そんな3つの畑のブドウをブレンド。リュット・レゾネ農法で栽培されたブドウを除梗し、畑ごとに発酵を行います。その後、スラヴォニアンとフレンチのオーク樽と、300Lのフレンチオークにて36ヵ月の熟成。そして最低12ヵ月の瓶内熟成を経てリリースされます。 こうして造りだされるワインは、フレッシュで力強いながらも、エレガンスを併せ持つスタイルが魅力。テロワールのそれぞれの魅力が理想的なバランスで表現されています。